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神戸にて



神戸にいく、神戸にいくぞ、と決意することで息がしやすくなった。

まいにちのおわりのみえないしごとに、置き場をすぐに見失ってしまうきもちには、よりどころをいしきてきに用意するしかなかったようにおもう。

すぐにきめた、たまたまながれてきた告知のフライヤーをみたしゅんかん、「これにいく、ここにいく」。

金曜しごとをおわらせた記憶はあいまい、土曜はじめてくる神戸、きょうがおわってもまだ明日はやすみだという日曜のクッションに夢心地になりながら、目的のばしょへくりだすのだ。

ゆかいな、しっとりとした、そのばしょに、そのまま溶けてしまいたいとおもったそのじかんに、帰り道きづいたらかっていた缶ビールに。

じぶんを救うために起こした行動によって存在したなにげない記憶は、時が経っても香りがして、ふっとさりげなく思い出すものだ。



要約・仕事めっちゃしんどかったとき、ゆうきとえでぃまあこんのライブが神戸であって、ライブの為だけに神戸にいって、帰り道ビールのんでかえったひ。

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