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おむすびを食べて飛び上がる

4年前に書いた記事を読みました。

さっき、自分の結んだおむすびを食べました。気を入れるのを忘れてました。。

おむすびについてのお話です。↓↓↓

今朝、朝ごはんに「おにぎり」を握ろうとしたら、

ふと、「これは おにぎりじゃない、おむすび である」

と、思ったのです。


朝、握るごはんは、「今日も元気に過ごせますよう」と、自然に思いながら、握っているのです。

この心を込めたおにぎりは、ただの握り飯ではなく、

心を結んだ

おむすび なのですね。

「むすび」とは神道では 「産霊(むすび)」と書きます。

霊を産むって書くのです。


気功を習っていた頃、

70歳を超えた男性の気功の先生が

「わたしが握ったおむすびはすごいぞ。わたしの気が入っているからね」

と、おっしゃっていました。

「どういうこと?」って、お弟子さんに聞くと、

「確かにすごい。

先生の気が入ったおむすびは、食べると先生の気が入って

飛び上がってしまう」

え〜?飛ぶの??

でも、わたしはこのお弟子さんが、
先生が気を入れたブレスレットを向けられただけで

正座をした状態で
ぴょんぴょん飛んでいるのを

(正座のまま10センチ以上飛ぶ)

見たことがあるので、本当だと思います。


わたしも
先生の気ほどではありませんが、

自分の子どもたち、夫のために

愛を込めておむすびをつくることはできます。

飛び上がってくれたら嬉しいなぁ!

飛んでしまうくらい元気に羽ばたいてね!


古神道の先生で、
小林美元先生という方に、

わたしの握ったおむすびを
召し上がっていただいたことがあります。

そのお顔を
今も忘れることができません。


美元先生は、ひとくち、おむすびを召し上がって、

ハッとした顔を上げて

「このおむすびは、どなたが作られたのですか?」

と、言いました。


そこにいた皆さんが、わたしのほうを見たので、

「はい、私です」

と言うと、

「素晴らしいおむすびだ!

このようなおむすびをいただいたのは、久しぶりだ。」

と、大変褒めてくださいました。

そして、おむすびは、ただ握るんじゃなくて、

「心や気を込めて結ぶのだ」と、教えてくださいました。


美元先生、ありがとうございます。

あれから、
わたしはおむすびを結ぶごとに、

ひとつひとつ、思いを込めています。

ネットで見つけましたら、

「おむすび」は中をやわらかく
外を固く結ぶのが最高の「おむすび」です。
(造化三神)を包み込むのです。

そういえば、美元先生も
こんなようなことを言っていました。

ただ、三角にぎゅっと固く結んだだけですが。

あのときは、心を込めたかどうか?
全然おぼえていません。

でも褒めてもらえて、
とても嬉しかったです。


小林美元(こばやし びげん)
昭和2年台北市生まれ。
台湾総督府台北高等商業学校在学中、学徒動員令により、
海軍第4艦隊高雄警備司令部に勤務。
ながき従軍中に死生を深刻に観続けてきた。

戦後同校卒業後、
昭和30年、熱田神宮学院にて神職の資格所得。

同年、熱田神宮出仕拝命。
爾来、熱田神宮奉仕12年、
熊野本宮大社奉仕1年、
大神神社奉仕11年、
石切剱箭神社13年、合計37年。

平成2年1月、天皇・皇后に献上、天覧台覧を賜る。
平成17年6月没。

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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