養生訓 巻第七 用薬 鳳凰堂流解釈⑲


原文を現代文に改変

小児の藥一服は五分より一匁に至るべし。これ又児の大小をはかって増減すべし。

鳳凰堂流意訳

小児の薬一服は五分より一匁までにすること。

これも小児の大きさをはかって増減する事。


鳳凰堂流解釈

大きく分けると、小児、成人男性、成人女性、高齢者。

ここから更にその人の体格、胃腸の強さ

1つの処方でも八種類くらいの量があり、慣れてくるとピタリと合わせられるということでしょう。

漢方は体内で作用し血流に乗る為、それで良いですが、鍼灸は更に場所の指定、術(推拿、鍼、灸)の選択、深浅、気を引く量と考える必要があります。

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