占断術と観相術
鳳凰堂では、問診、望診の一助としているこの二つの術。
占いの代表的なものとされていますが、鳳凰堂では人の性質と形質を重ね合わせ、
この人は何を苦手とし、何を得意とするか
得意としているものをやり過ぎれば身体がついて行かず怪我となり、
不得意なものを放置すれば未病となり、積み重なる事で病となる(過不足、太過不及)の源として参考にしています。
性質はどのような年に、どんな両親から、どのような気力で生まれたかを考える。
言い換えると、どのような時代、季節、日照、月の満ち欠けで生まれたかによって、
成長する早さ、方向、伸び方、花の咲かせ方等を見ていき、
形質では実際にどのような形になり、どのような実を結び、花を咲かせているかを観察するものと考えています。
但し、全ては指標であり、術者の視座、視点、判断能力によって左右される為、術者の熟練度、勘等、如何に天地と繋がるかが問われるものとなっています。