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養生訓 巻第四 慎色慾 鳳凰堂流解釈④

原文を現代文に改変
達生祿曰く、男子年いまだ二十ならざる者、精氣いまだ足らずして慾火動きやすし。たしかに交接慎むべし。

鳳凰堂流意訳

達生祿には次のように書かれている。

二十になっていない男性は精氣が足りず慾の火が動きやすい為、交接を慎むべきである、と。

鳳凰堂流解釈

達生録は、明代の褚胤昌という人が書いた養生関係の書で、千金方を書いた孫思邈(そん・しばく)の養生法等を引用しています。


二十では二十日に1回、三十では八日に1回出すのが基準となってますが、

そこから考えると、精通が起こってから二十までは漏らさない事が大切なのでしょう。

現代でこれを実践できる人は少ないかもしれません。

精気が充実し、あふれ出した方が欲の火は制御しにくいと思いますが、精気を陰、欲の火を陽としているのか、この点は甚だ疑問が残ります。

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