養生訓 巻第八 育幼 鳳凰堂流解釈③
原文を現代文に改変
小児を保養する法は、香月牛山醫士のあらわせる育草(やしないぐさ)に詳らかに記せり。考えみるべし。故に今ここに略せり。
鳳凰堂流意訳
小児を保養する法は、香月牛山医師が著した育草(やしないぐさ)に詳細に記載されているので、一考するべきである。
従ってここでは省略している。
鳳凰堂流解釈
香月牛山は、1656‐1740、江戸中期元禄時代の医師で、儒学を貝原益軒から学んでいます。
小児必用養育草と言う書が、医学に基づく初の体系的育児書とされています。
この点においては中国に大きく遅れていたのかもしれません。
養生訓 巻第八 育幼 鳳凰堂流解釈 終
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