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養生訓 巻六 慎病 鳳凰堂流解釈㉕

原文を現代文に改変
熱食して汗出でば、風に當るべからず。

鳳凰堂流意訳

熱いものを食べて汗が出たら、風に当たってはいけない。

鳳凰堂流解釈

東洋的な身体観が端的に示されています。

熱いものが胃に入り汗が出る場合、

後頭部から頚椎、背中の上部周辺の毛穴が開き、汗(津液)が出ると共に毛穴が開きっぱなしになります。

この時に風に当たると、冷えが体内に入りやすく、

風寒の邪に侵され、病となります。

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