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養生訓巻第二総論下 鳳凰堂流解釈⑮

原文を現代文に改変
養生の道、多く言う事を用いず。ただ飲食を少なくし、病を助くる物を食らわず。色欲を慎み、精気を惜しみ、怒哀憂思を過ごさす。心を平らにして氣を和らげ、言を少なくし、無用の事を省き、風寒暑湿の外邪を防ぎ、又時々身を動かし、歩行し、時ならずして眠り臥す事なく、食気を巡らすべし。これ養生の要なり。

鳳凰堂流意訳
養生の道に多岐多様な規則はなく、ただ飲食を少なくし、病を増長するようなものを食べないだけである。

性欲を慎む事で精気を漏らし過ぎないようにし、大きなマイナスの感情が出たら、直ぐに忘れる。

ゆったりとした気持ちで感情の起伏を少なくし、言葉少なく、無駄なことはしない。

四季や気候による温度、湿度、外的環境の変化を避け、防ぎ、時々散歩や体操をしてしっかりと身体を動かし、夜以外で寝たり、横になったりしない。

こうして食べたものをしっかりと巡らせ、気を作り、不要なものは出すのが養生の要である。

鳳凰堂流解釈
え〜、、、始めに養生の道はあまり多くの事を要求しないと書いてますが、結局たくさん書かれています汗

1、飲食を少なくして加減する

2、添加物等に注意する。

3、性欲を慎む事で精気を貯蓄する。

4、感情は出るものだが抑えられるところは抑え、出たら忘れる。

5、できるだけ心の起伏を少なくして氣を和らげる。

6、言葉を少なくする。

7、不要な仕事は省く。

8、外的環境からの攻撃を防ぐ。

9、時々身体を動かし、歩行する。

10、時間に合わせて寝る。

これが養生の要だと言っています
(充分多いです、、、)

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