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人の話を聞くことの難しさと恐怖

ある日、うちのスタッフが事務員さんから
「その髪型より、いつものおろしてる方がいいです」
って言われたそうで

その話をオレにしてきた

オレは「それって、そっちの方が外から(取引先など)の
見栄えがいいって意味?
それとも事務員さん的に似合ってると思ったって
意味で言われたの?」

と聞いたら

そしたら、そこまでは分からないです。と、、

その言葉がどういう意図で言ってもらったことなのか、
分からないまま受け取る

それは人の話しを聞いているとは言えないなと思う

仕事でも、話聞いてるか?と問うと、聞いてます!と
応えるほとんどが
「理解できる」とか「音として聞こえてる」と
言うことなんじゃないかなと思います

「話を聞いている」と言う定義は、オレ的には

相手の伝えたいことを感じとれて、
それが相手の言いたい事と自分の理解が
間違っていないという事

そもそも、自分が話を聞けているかどうかを
疑わない事が変

自分がどう理解していて、
相手の伝えたい意図と合っているのかどうかを
確認しないのも変

音なら確かに聞こえているのだろう。

さて、自分が育てたい人にはいつも

「はい」という返事や「語尾のリピート」を禁止にしている

  • ◯◯じゃない?→はい

  • 理解できてる?→はい、理解できてます

  • きいてる?→はい

  • 楽しい?→はい

  • 大変?→はい、大変です

  • それでいいと思ってるの?→いえ、

  • ◯◯でしょ?→はい

  • わかってる?→はい、わかってます

  • 最近たるんでるんじゃない?→はい、、

  • 最近がんばってるやん!→はい!

この返事を禁止にして、本人に話させる、
聞いたことに対してなんでもいいから
話させるようにしてる

そうすると案外話せなくなる、喋れなくなる、
それでいいしそれがいい。

そんなやすやすと人の話しなんて理解できないと思う

そのくらい今までやってた事は簡単で、
誰でもできる返事で、もはや返事じゃないかも、
返す事になっていない。

音で聞かない事、
それはあらゆるチャンスとか機会を失ってしまうことになる

実はチャンスも自分の先生も、
色々そこらに転がってるからね

チャンスが見えないお前がいけない。

みんなも意識してほしいです。
「はい」って言葉は聞いてなくてもできる返事

わかりました!もそう。

何をどうわかったのか、
それが合っているのかを
話してくれた人に確認してほしいです。

「そういう事じゃなくて、、」と言われ、
案外ズレていたりする

でも、それズレてたらそりゃ上手くいかないよその人と。
そりゃ出世もしないよ、上司の言っている事を理解しようとしてなくて、
できてないんだもん。

そりゃ成果でないよ、相手の言ってることわかんないんだもん。

フリでいけるのは、フリでいける層にいる間だけ

フリでいけない層がある、つもり、とかフリ、
でいける範囲でいいならいい

それでいいならね!

フリでいって頭打ちするのがいやなら、
相手の話を聞けるようになる事

なぜ、自分は相手の話を理解できていると思っているのか、
そんな天才か?って見つめ直す事。

そのくらい相手の気持ち、意図を組むのは難しい

難しいけど、組まなきゃ成立しない、
難しいけど理解しないとすすまない

聞いてるフリになっている事さえ自覚できないような人に
知らない間になっているかも

こいつ話しきてんのかな?って思うやつがいたら、
それが自覚ないだけで自分かもしれないと思う事

だってあなたが聞いてんのかなって思ってる人は、
紛れもなく本人は話を聞いていると思っているんだもの。

そう考えると案外怖い😎
お前が見てるダメなそいつはお前だよ

って言い聞かせています

では!!

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