![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92883988/rectangle_large_type_2_3bc2b01695ce706dda07a6daef1f4001.jpeg?width=1200)
マッサージを受けても解決しない
多くの誤解
多くの人が誤解していることがあります。
リハビリ=揉んでもらえる
これは深く根付いたイメージであり、払拭する必要のある誤解です。
ここで第一に言わせてほしいのは、リハビリは生活の質を高めることが本質であり、その手段として、筋膜リリースや筋のリラクゼーション、ストレッチなど徒手的な手技があります。
※それぞれの手技についても今後説明しますね
人は本来、全身の筋肉を使って動いています。
歩くことだけとっても、脚だけの筋力ではダメで、頸部から体幹もその姿勢を保持するために常時働き、手も自然に振っていますよね?
だから、リハビリでは姿勢や動き、好きだった活動などに注目しています。
また、筋肉を働かせることの効果は筋力強化だけではありません。
全身の血が巡り、必要な栄養が各所へ行き届くこと、それによって細胞が活性化され全身状態の改善に繋がる。身体面だけではなく脳機能まで改善してしまいます。
ハッキリ言います!
マッサージでは筋力もつかなければ筋ポンプ作用も働かないため、この全身の血流改善という重要な効果が期待できません。
肩が痛い、背中が痛いなどなど、色々な訴えたいことはあるかと思います。
やってもらうのは楽ですよね、わかります。
でも、大事なのは無駄な力が入らないこと、全身の血を巡らせること、正しい体の使い方を体で覚えることです。
直感的には動いた方がいいとわかっているはずなのに、人はなぜやらないのか?
責任を負うのが「今」の自分じゃないから、だと思っています。
でも、私は知っています。
リハビリで一緒にやった運動を生活の中に取り入れたり、自分なりに動く工夫をしている利用者の方が健康的で自立度が高いことを。
そういう利用者さんは一様にこう言います。
『自分のためだと思って動かなきゃ』
こういう考えに促していくのもリハビリの役割かなと思います。
そろそろ受け身のリハビリからは脱却してみませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?