500円に拘る理由
はい。駿河鵬命(するがほうめい)です。
今日のテーマは私が500円頒布に拘る理由をつらつらと書いていきます。
500円本のメリット
・安い(と思う)
・計算が楽
・持ち込みのお釣りが楽
そう!良い事しかない。
500円にしておけば、初見さんでも2種類買ってくれる事もあるし、私の場合Karouto-カルト-シリーズという短編連作シリーズの本もあるので、これが各1000円とかだとちょっと買いにくいかなあと。
ページ数に応じて細かい事言えば、もうちょっと値段乗せた方が良いとか色々ありますが、どうせ全部売れたって赤字なの変わんねえんだ。もういいだろ細かい事は。おれの趣味だ……!!
そして会計問題。これさ、自分だけのサークルなら気にするなと思われるかもしれないけど、よく考えて欲しい。そう!売り子問題である。
売り子さんにお願いして、自分がトイレ行ってる間に、お金関係でミスがあったらどうだろうか?めっちゃ気まずくなる事、間違いなし。
そもそもお願いしている側なのに、計算しにくいシステムを押し付けるって、ちょっと違うかなあって。お願いしているんだから、出来るだけミスが起こらないようにわかりやすくしておくのが礼儀だと思う。
私のサークルでは、いつも売り子さんは黒虫にお願いしているのだが、黒虫は本当に計算が苦手だ。数学が出来ないとか、そういった次元じゃない。算数が出来ないのだ。
頒布価格をページ数に応じて、400円や600円700円にしてみようか。無理だ。黒虫を困らせるぐらいだったら、全部500円で良いのだ。
ただしBOOTHお前は別だ。振込手数料とか諸々考えて一律600円だ。仕方ないだろ。全部売れても赤字なんだから。
500円にする事によってお釣り楽だよ。というのは声を大にして言いたい。
即売会って荷物多いの。自分の本だけじゃなくて、なんだかんだで大荷物。そんな中、100円玉のお釣りも用意しなきゃって、くっそ重い。それも100円玉って、一度の会計で4枚消費とか普通にあるわけじゃん。つまり500円玉以上に多く持って行かないといけない訳。
無理じゃね?私これ以上荷物重くしたくないよ。だから良いじゃん500円で。
500円本のデメリット
・一生赤字
これな。
これだよ。
これ以外あるの?
それはね。数千冊刷るような人は余裕で黒字なんだろうけど、それはもう同人ではなくもう既に商業のような気がする。
私は同人が好きだ。あくまで私の活動は、同好会の会報でしかないのだ。そういうつもりで、即売会に臨んでいる。
一次創作の同人即売会に出て、副業大儲けだと考えている方は辞めた方が良い。そんな世界じゃない。特に字書きの人は。何かの賞に送って、普通にプロデビューした方が良い。これはマジ。
話逸れたけど、一生赤字に至っては、500円であろうと割と関係ない気がします。
どうせ赤字なら、無料で配れっていう変な人湧きそうだから、ここぞとばかりに書きますけど、全部無料で配布したら、とんでもなく治安が悪くなります。
んで、無料で頒布した筈なのに、なんだかんだテキトーな説明をでっち上げられて、オクやメルカリに出るのが落ちです。
あと、趣味とはいえ、ちゃんと頑張って書いた自分の作品です。私の芸術です。
無料は愚か、他人の小遣い稼ぎに使われたら本当にムカつくと思います。
たかが、500円であろうと、お金を出して買っていただくとうのは、私の士気に繋がります。「貴方には価値がある。」芸術家はそうやって認めてもらう事に安寧を得ます。
なんか全然違う所で話が着地しましたけど、私は超分厚い本でも書かない限り、これからも500円で売り続ける予定です。
買っていただく事、感想を頂ける事は励みなりますので、どうぞ今後も御贔屓めに。
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