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武人のきもち

こんにちは。
ほうき星です。

ここ一ヶ月というもの、武人になった気持ちで過ごしている。
というのも9月には労働という大きな節目を迎えるからだ。

振り返れば自分は人より何もかも慣れるのが遅かった。
大学時代のアルバイトでは飲食店でしごかれ、かなり覚えが悪かった。
なんならそのまま覚えれられずにやめた。
免許合宿の時もそうだ。2週間の合宿で土日は休みなはずなのにこのままでは仮免取得が危ういという理由で土曜日に何時間か受けた記憶がある。
実際運転し始めたら取得後1年半で事故り、その数ヶ月後駐禁を取られたせいで免停を1ヶ月食らった。

こんな人生は懲り懲りだ〜。

みたいな感じで終わることを想定して書き始めたこの記事だが、下書きに入れていたのを完全に忘れていた。

もうなんなら9月も後半である。
仕事も始まり、めちゃくちゃな情報量をインプットされている。
研修制度がしっかりしているのでギリギリでやれているが、周りは職歴ありで年齢もバラバラの人たちが集まっているので完全に遅れをとってしまっている。
前半で述べた通りの不器用さを発揮してやらかし、そして毎日困難が立ちはだかる。
これは慣れるのに時間がかかる、効率化と利益を求められるのでそうも言ってられないがかなりスケジューリングはパツパツだと自覚している。

ただ、仕事は嫌いじゃない。
毎日与えられたタスクをすごいスピードで消化してそこで自己肯定感を得ることができる。
たとえ発表にしくじっても、到達に必要な伸びしろを感じて頑張るしかねえかという気持ちで8時間勤務を乗り切っている。
同僚たちは仕事が出来すぎてほぼほぼ全員嫌いだが、武人のきもちで場を乗り切っているのだ。
あと、何をやってても「金が発生する!」という浅はかな意識を補助輪に辛さとかをシャットアウトして強心臓で耐え抜いている。

明日から実務がある。
ロープレでは取引先から心配されてしまったに違いないが、明日からは全て感情を押し殺して血の海に飛び込んでやろうと思う。
普通に失敗して上司がビビっても、俺は全部やり切る。
プライドなんか要らん。
全ては金とスキルアップのために心血を注ぐしかないのだ。

連休に入って親友に会いに大阪へ旅行していたが、新幹線に乗り込んだ途端全てを思い出して憂鬱が牙城を攻めてくる。
自分は知らんふりをして植物のサイトを読み漁ったりこうして仕事に関することは何もせずnoteにうつつを抜かしている。
といっても連休でゆとりがないと絶対に文字なんか書けない。
個人的にこれは娯楽なのである。

帰ったら即寝即起床してまた満員電車に長時間揺られ、無心で業務に就く。

これこそが武人の心得よ。

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