神仏との出会い 第一章
私は結婚をして子供を2人授かりましたが、子供の1人には心臓の病気がありました。それはまだ子供が幼少の頃です。周囲の意見も様々で、心臓の手術をするべきか否かとても悩み苦しみ、答えを求めては色々な神社やお寺へ行き、すがっていたのです。
そんな中のある日、友人と山中にある高い階段を上がり、小さなお社(おやしろ)の扉を開けた時です。どこからか「ようこそお参り」という声が聞こえたのです。しかし後ろを振り返って友人を見ても何ら変わらない様子だったので、自分の気のせいだと思い、御祈願だけ