意味がわかると怖い話 5/1
職場はずっとFM802が流れていて、新曲や流行りの曲が聞こえてくる。新しい音楽に触れていると感性をアップデートしてる気になれるから助かるね。その環境でさいきん耳に引っかかったのが、UNISON SQUARE GARDENというバンドの曲「世界はファンシー」だ。
UNISON SQUARE GARDENといえばアニメ「タイガー&バニー」のOPでよく聴いていた。僕にとっては、カラオケでたまに歌う、バンドとしてはさほど追っていない、程度の距離感の方々である。要するにちょい好き。
「世界はファンシー」は終始早口でスピード感のある曲だった。「すごいな~、でもこんなのライブでやれんのか?(過去、YouTubeで彼らのライブ映像を観たらめちゃくちゃ下手だったことがある)」と思っていたのも束の間。
今にギターソロが始まるというタイミングで、ボーカルが「マイ ファンタスティック ギター!」とおっしゃった。そんな振りからギターソロへ繋がった。
東京事変などでボーカルが「ギター!」と振ってからギターソロが始まる文化があることは知ってたけど、「マイ ファンタスティック ギター!」て!おいおい!ちょっとその振り方はダサいんと違うか!?
そんなことを思って、半年ぐらいラジオから流れるたびにウケていた。
でもまぁ、恋人をマイ スウィート ハニーと呼ぶやり方もあるし、公でメンバーに愛情を伝えることはメンバーシップやファンサービスになるかもねと好意的な気持ちではあった。
思い出したのは最近であった。
UNISON SQUARE GARDENは3ピースバンドのギターボーカルだった。あんた自分のギタープレイのことをおっしゃってたんかいな。「マイ ファンタスティック ギター!」て。
これに気づいてからバンドに対する気持ちの変化にはまだ至っていなくて、今はただ「意味が分かると怖い話」を読んだときと同じ気持ちになっている。
以下 投げ銭のお礼代わりに今週の昼食のレビューです。
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