まだ使える。それが曲者。
初めまして、事務員の牛子@ほっと住まいる霧島です。
『お住まいのことなら、3,000円でも、3,000万でも。』をモットーに
霧島市で住宅リフォームと注文住宅をメインに建設業をしている会社で事務系(現場に出る・見積りをする以外は色々)のお仕事をしています。
これから住宅のアレコレにまつわる
【現場の人じゃないからこそ見える景色】をお伝えできればと思います。
さて、タイトルちょっと不穏な空気ですが、お家の中の家電が次から次へと壊れた経験、ありませんか?
冷蔵庫が壊れたから買い直したと思ったら、そのすぐ後に電子レンジがダメになった。電気屋さんに行っていいのを選んで帰ってきて、届く前に洗濯機が動かなくなった。
何回電気屋さんに行けばいいのよ!?という極端なことは稀としても、ドミノ倒しのように出費が嵩むことってありますよね。
リフォームをされるきっかけを毎回聞かせていただくのですが、かなり上位に入るのが「壊れたから」なのではないかと思います。
特に住宅設備、いわゆる「水回り」が多いですね。
水回りでもナンバーワンはトイレ。ご飯は食べなくても生きていけるけど、トイレなしで生きていくのは、無理!!!
例えば公園や店舗などに立ち寄って、トイレが故障中や極端に清掃不行届きの状態を目にすると、すぐに立ち入る用事が無くても長時間滞在したくなくなると心理学的に証明されているそうです。
トイレ掃除をキチンとしなさいと昔から言われているのは、精神論や衛生面、おもてなしの心だけではなく、自分や家族がご機嫌で過ごすための知恵でもあったのか、とこの話を教えてもらった時に妙に納得。
話しは少しそれましたが、ご自宅のたったひとつしかないトイレが壊れていて、近くにちょっと借りれるような場所もない場合、どんな方法を使ってでもすぐに直してくれるところがないか、探しますよね。
突然ピタリと止まってしまう時はどうしようも無いですが、大概の場合何らかの兆しがあるようなのです、お客様に教えていただいたところによると。
少しずつ水漏れしていた、いつもは聞かない音がする、出戻る…。
でも、まだ使える。
これが先延ばしの原因になりやすいのでしょうね、人を呼ぶ、見てもらう、修理にもっと人が来る、お金を払わなきゃいけない。
これ、すごく何かに似ていると思うのです。
病気の兆候です。
有名人の方のご遺族の話で、もっと早くに診てもらっていたら…なんていうのを幾度も目にしたことがあります。
いざとなってから大変になる前に、例えばトイレの流れがいつもよりおかしくなったら、とりあえずでも専門家に見てもらってほしいです。
結果的にお子さんがペーパーの芯を誤って流していただけで、掃除をしてもらったら5,000円かかった💦
それでも騙し騙し使っていて、配管をせき止めて大工事になってしまう恐怖を考えると、安いことだと思うのです。
築年数のある家の場合、早期対応の10倍以上の修理費がかかってしまう可能性もありえます。
もっと早くに診てもらっていたら…
半日の有給で済んだのに。
少額のメンテナンス費用で済んだのに。
こんな忙しいタイミングに重ならない時に余裕を持って対応できたのに!
イライラの種は大きくなるばかりです。
工事を請けさせていただく立場としては、大規模な工事になってからの方がありがたいです。たくさんお金をいただけますから(;'∀')
でも、自分たちも立場が変われば一消費者ですし、やっぱり負担を少なく快適にしてもらえる方がいいと、思うのです。
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