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英会話教室へいく前にやっててよかったこと ーリスニング編ー

すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。

こんにちは、いもこです。

勢いに任せて英会話教室に入会してしまった私、いもこ。
英語力ゼロからのスタートでしたが、
実は、英会話教室に踏み込む前にも、
少しはなんとかしようと思ったことがあり、
チョコチョコと手を出していたものがありました。

しかし、やってたことの全てが点で、
それぞれが繋がることは全くなかったのですが、
それが、英会話教室に通い出したことで、
点と点がぽぽぽぽっとつながる、という経験をします。

そんな中から、
やってた当時は今一つパッとしてなかったけど、
結果的に「これやっててよかったんじゃないの?
と感じたものをご紹介していきますね。

今回は、リスニング編
体験レッスンで、インストラクターさんに言われた

★こちらがなにを言ってるかは理解できてるみたい
    (これ、奇跡!)

についてのお話です。

リアルタイムで「うんうん」と言いたい

それはまだうら若き20代の頃。
当時の私の仕事では、
直接英語を自分で使うことはなかったのですが
年に数回、アメリカからのお客様との会議
というのがありました。

そこには通訳さんがいるので、
会議自体に不便はなかったのですが、
こちらの英語ができる人たちと
アメリカの人たちとの
ちょっとしたやりとりを見ていて、
せめて、向こうが話している言葉が
直接わかるといいなぁ、
英語で返事ができなくても、
私も一緒に、リアルタイムで「うんうん」って頷きたい、
ちょと物足りないなという
思いを抱いていました。

そこでリスニングに興味を持ったのです。

でも、何をすればいいの?

20年ほど前の当時、
英語学習に関する情報は今ほど豊富ではなかったので
リスニング本とか買うの??
何をどうすればいいの???状態でした。

今とは違ってオンライン講座とか
ほとんど存在しない頃は
もっぱら英語学習といえば通信講座が
興隆してたと思うのですが、
(新聞の全面広告とかでもあったよね)
私、子供の頃は進研ゼミっ子だったこともあって
通信講座にはそれなりに馴染みがあったので
そちら方面で検索。
で、目に止まったのが
語学通信講座老舗 アルクの「ヒアリングマラソン」でした。
しかし!無茶苦茶レベル高いやつじゃないですか!これ!

と思ったら、ちゃんと入門者向けが用意されていましてね、
「ヒアリングマラソン・ベーシックkikuzo!」
これが「英語の聞き取り回路をOPEN!」って
入門者にはとっても魅力的なキャッチコピー。
「そりゃ、OPENしたいですよね」って
これを通勤時を中心に半年続けてみました。
正直、途中で飽きて辞めちゃうかもと思ったのですが
少しづつでも聞き取れるように
なってきてるのが自分でわかったので、
まだまだ行けるぞ!という余力がある感じで
終了したことは覚えています。

私が受けたのは、かれこれ20年近く前(※)なので
リンク先の講座の内容も変わっているとは思いますが
ざっと見たことろメソッドは変わっていないのかな?

※ここからの情報と記憶があまりにも古すぎて自信がないのですが、
 間違ってたり、現在と全然違ってたらごめんなさい。

とりあえず3回聞く、というのがしっくりきた

3回繰り返して聞くといいよ、というやつです。平たくいうと。
そんなに聞いたらそりゃ聞き取れるでしょう、と思うでしょ?
私も思っていました。そして、実際そうでした。
でも、聞き取れていく感覚っていうのが新鮮で楽しいのです。
うんともすんとも全然聞き取れなかった私が!という感動。

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アルクさんのページを真似して、聞き取れる感覚のイメージを
いもこバージョンで作ってみました。
実際の私の場合の3回目は、こんなにクリアではなかったですが。
2回目の絵に近いかな。

一度聞き取れてる部分はもう認識済みということで、
もう一度聞いた時には、
自然にわからない部分に意識がいくのでしょうか。
最初にほんの少しの単語だけ拾えて、
2回目は、もう少し他の部分も拾えて、といった感じで
回数を増やすごとに全体像が見えてくる感じ。

テキストブックのイラストなどを見ながら
3回聞いて、内容を推測して、
で、テキストブックのクイズに答える、
で、もう一回聞いて
上の3回目のイメージに近くなる
といった感じだったはず。
音声教材は1つ1つがそんなに長くなく、
ゆっくりめだけど割とナチュラルな話し言葉(※)なので、
「勉強やってます!」感が薄かったのも続けられた理由かもです。

※入門者に絶妙な難易度になっているのでしょうね。
 入門者・初心者にはこの匙加減が意外と難しいです。
 自分の実力とアンバランスな教材を使ってしまって
 英語学習自体を挫折する、しそうになることがあります。

で、何が効いてきたのか?

おそらく、これで、ざっくり話の大枠を捉える感覚、
っていうのができてたのかなと思ってます。

とはいえ、そんなにガンガンに
聞き取れるようになってたわけではありません。
あくまで、「ほんのり・うっすら」です。
「回路をOPEN」とはよくいったもので
まだまだ聞こえない部分が多いけれど、
聞き方を覚えるというか、
方法を手に入れるというか
そこのとっかかりを手に入れる感じです。

初心者がリスニングをがんばろうとして
最初から一語一句聞き漏らさずに…てやっちゃうと
早々に詰みますよね。よくある話。

リスニングは、「ぼわっと」した感じで
聞き始めることが大事だなと感じています。
始めた頃の「ぼわっと」で捉える情報は、
物凄いモヤの中で何かが
時折チラチラ見えるくらいなんだけど、
練習を続けていくうちに、
その「ぼわっと」のあみが細かくなっていって
1回目でもいろんな情報が
入ってくるようになってきます。

その土台を、先に作っといてよかったなぁ。
20年前にやってたことが、
まさかここで返ってくるなんてね。
当時はそこから次に続かなくてムダしたかな、
と思ってたのですが
20代の私GJ!  よしよし。よくやった。

リスニングは自転車に乗る感じ?

とはいっても20年前でしょ?
って思うかもしれませんが、
リスニングに関しては、
自転車に乗るのと同じなのかなと感じてます。
一回乗れるようになってると、
数年ぶりに乗ろうとした時、
最初はフラフラ不安定でも、
ちょっと慣らしたら、
また乗れるようになるんですよね。
乗り方は知ってるんだぜ!っていう、
そんな感じなのかな。
英語のリスニングに関しても、
やったのは随分前だけど、
始まったらやり方を思い出した、
というのが私の感覚でした。

まねっこ練習でもOKだと思う

私の場合は全くやり方が分からなかったので
この講座を選びましたが、
音声とテキスト(英文・和訳)が揃ってれば
今は、ネットにいろんな動画などもありますし、
工夫次第で、これに似た練習ができると思います。
私は今でも時々、
自分にとって難し目の音声とテキスト見つけると、
何回か聞いてっていうのをやってみてます。
「ぼわっと」聞きながら、詳細を詰めていくと
自分が聞き取れてないところが確認できて良いです。

あくまでこれは「とっかかり」の話

この方法の問題は、
実際の会話のシチュエーションだと
何度も聞くことは不可能だということ。
なので、1回目の精度を上げていく必要がありますが、
またちょっと違ったトレーニングが必要になってくるので、
それはまた追い追い。

長文になってしまいました。
次は、文法編かな?

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