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ネイティブから習う? ノンネイティブから習う?

すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。

こんにちは、いもこです。

みなさんは、英会話を習うなら
ネイティブスピーカーから習いますか?
ノンネイティブスピーカーから習いますか?

これも、悩みどころの1つなのかなと思います。

私はどちらからも習っているので、
どっちも良いなぁ思っているのですが
どういいのかとか、
今日は、そんなところの話をしていきます。

ノンネイティブから教えてもらうってどんな感じ?

私が2年間、英会話教室で習った感じでは、
ノンネイティブのインストラクターの方が
より「講師然」として教えてくれることが多い印象です。

やっぱり第二言語として覚えた人たちは
文法とかも体系だって説明するのが、より上手。
たとえ母国語が違ってても、
苦労するところに共通点があるのか
似たような単語の違いを聞いたとしても、
質問に対してズバッと答えてくれることが多い感じがしてます。

まれに、5カ国後習得してます!なんて
語学マニアなインストラクターさんもいたりしますが
やっぱり覚え方が上手なのか、
覚えるポイントを教えるのも上手。

日本で英語を教えている英語ネイティブの人の中には
第二言語として
日本語を今まさに勉強中、結構ビギナー、
という人も少なからずいて、
母語以外の言語を獲得した経験が無い、
という人もいます。
なので、母語以外の、
しかも文法が全然違う言葉を使う感覚が
今一つわかりあえない感じがするのかな?

もちろん、それぞれ
英語を教えるトレーニングはされているので、
第二言語を獲得しているかどうか、
それ自体が、英語を教えることの優劣には
直接は関係ないのですが
ちょっとしたことですけど、
ノンネイティブの人の方が、
「こういうことでしょ?」
「あ、そういうこと!」
みたいに分かり合えることが
多い気がするのです。私の場合。
正解をシンプルにして教えてくれる、と言う感じかな。
母語ではない分、
客観的に見て解釈できているのかもしれないですね。

その分、「講師然」がいきすぎて
むちゃくちゃ厳しい感じの
圧の強めの人に出くわしたりするのも
ノンネイティブのレッスンだったりします。

ネイティブの人からはどんなふうに教わる?

では、ネイティブの人から教えてもらうことの
いいことって何?という話に入ります。

それは、よりナチュラルな表現を
たくさんインプットしてくれること。

ノンネイティブの人は
「こっちの方が正しい」「それは正しく無い」
という感じが多いのに対して
ネイティブの人は
「それでも充分OKだけど、こっちの方がより自然だよ」
「それはちょっと不自然かな?」
という感じで教えてくれることが多いです。

私のその時のレベルに合わせて、
というのもありますが、
案外細かい文法にそこまで厳しく無いのは
ネイティブの人だったりするなぁ。
「それくらいのミスは大した事ないからOK」みたいな。
「今日、すっごいナチュラルで
 ネイティブみたいだったよ!いいよいいよ!」みたいな。

あとは、教えてもらってるフレーズに至るまでの
会話の中での自然な導入に便利なブレーズが
どんどん出てくるのもネイティブの人かな。

「このフレーズを言う前に、
 こんな感じのこと言いたいんだけど」とか、
「いきなりこれを聞くと、
 なんか不自然じゃ無いですか?」とか聞くと、
とってもいい感じの
「これ!これ!こんなふうに言いたい!」
っていうフレーズをたくさん教えてくれるのは
圧倒的にネイティブの人です。

しかし、ちょっとした戸惑いも出てきます

ネイティブの人から習っていると、
慣用的な表現を教えてくれる事があります。

例えば、cloud nine(最高に幸せ)みたいな
定番のものは覚えておいた方がいいのかな?
でも、ネイティブはよく使うけど
そうじゃない人はあまり知らない表現って
たくさんありますよね。

そもそも私は、
ノンネイティブ同士での会話を想定して
英会話を学び始めたのですが、
慣用的な表現、
どこまで覚えていったらいいのでしょう。
これを覚えて使っても、
全然通じない可能性があるのでは?
これを覚えるよりも先に覚える事がもっとある気がする…。

と言う、そんな戸惑いもネイティブの人に教わる
「あるある」なのかしら、とも思っています。

超ビギナーはノンネイティブからでどうでしょう?

で、いもこの経験からは、
「超ビギナーさんの場合は、
 ノンネイティブの人から
 積極的に習うのがおすすめ」だと思います。

特に、フィリピンの人。

発音にネイティブ感は無いですけど、
その分日本人にもなじみやすい
クリアな発音で話してくれます。

子供の頃からがっつり英語を学んで
がっつり使っている人たちなので
そういった安定感みたいなのもあるのかな?

よく「フィルピンなまりがついちゃう」
とか言う人がいますが
こちらはまだまだそんなレベルにありませんので、
と言うか、全然日本語なまりのカタカナ読みですので
こんなにクリアに話せるなら
全然フィリピンに寄っちゃってもOKなのでは?
と思っています。

それよりも、
口から英語を出す訓練の方が大事。
たとえネイティブ感のない
イントネーションになっていたとしても、
気にせずどんどん話していきたいところです。

文法的なことも、
シンプルにして教えてくれるので
スッと入ってくる感じがあると思います。

ノンネイティブとして、
英語を話す上で覚えておいた方がいいことを
選んで教えてくれている感じもするので
「これ、今覚える必要ある?」みたいな
変な迷いが出にくいのかな、と感じています。

ちょいちょいネイティブを挟みながら慣れていく

最初の頃はノンネイティブ中心に教えてもらいながら
たまにネイティブの人と話をして
「なんか、やっぱすごいな」って、
刺激を受けてみるとそれもまたいいかも。
ネイティブの人が話すと
独特の迫力がありますからね。
それに慣れていくことも大事です。

そして、超ビギナーからちょっとレベルが上がってきて
会話にナチュラルさを意識し出してきたら、
ネイティブのインストラクターにも
どんどん教わるといいのではないかと思っています。

ネイティブでもいろいろあるしね

これまでにも何度か言っていますが、
ネイティブスピーカーでもいろんな国の人がいますので、
どの国の人に習うの?と言うことも出てきますよね。

ここからは、もう、
自分が英語を使って
どんなふうになっていきたいかとか
そこにかかってくるので、
今の私の段階では、
いろんな国を混ぜこぜで
ネイティブからもノンネイティブからも
どんどん吸収して
とにかくたくさん話していく、
をモットーにやっております。


さてさて、今日の話はここまでです。

私の中での、
「アメリカ英語」か「イギリス英語」か
と言う葛藤(大袈裟!)についても
いつか書いてみようかなと思っています。

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