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「湯治宿」高東旅館2211ー07〈農民の家編〉(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

11月6日からいつもの高東旅館に2泊3日で行ってきた記事その7です。
今回からサブタイトルもつけることにしました(以前に書いたものも今後サブタイトルをつけていく予定です)。
概略と前回06の内容は下記を参照願います。また本稿07の内容は、2日目となる11月7日の朝の旅館内の様子、及び再建にむかっている『農民の家』に関するものです。
なお今回のトップ画像は、当日撮影した『農民の家』入口の貼り紙です。

3時台に目が覚めてしまったものの、もうひと眠りという気にはなれず、足音に注意しながら浴場へ。今になって思えば、さすがにこの時間帯ならまず女性浴場にも人はいないだろうということで、スマホを持ち込み、お湯の状態を撮影しておけばよかったなと・・・
そのあと朝食前の6時半過ぎ、そして朝食後出発前の8時過ぎにも入浴。どっちかの時間帯で貸切風呂に入ったような気もしていますが、写真も撮っていないのでもしかしたら両方とも男子浴室かもしれません。

実は、高東旅館に初めて来てから15年ほどになりますが、初めて気づいて実施したことがあります。それは浴室から出る前の体をふく前の段階でシャワーを浴びるということです。
男子浴室のシャワーは温泉がでるのですが、風呂の中の温度よりは高温にならない状態です。着替えるとき、そして着替えたあとでも汗がとまらないことがままあるのですが、出る前に少しぬるめのシャワーを浴びてから体をふけば、汗がそんなに出ないのではと思い実行したところ、汗がでることはありませんでした。この日は1日外出予定もあり、着替えた後の汗は湯冷めにもつながってしまうので、ありがたいことです。ただ、この日の鳴子の最低気温は確かプラス3℃と天気予報で言っていたので、温かい時期に行ったときに試してみて、その効果がどれくらいかも確認してきたいと思います。

朝7時40分ころにごはんとお味噌汁を持ってきていただき、朝食をとりましたが、昨晩のメインディッシュだったおでんがないだけというだけだったので写真はありません。暖かいごはんとお味噌汁は1日の活動前に元気を与えてくれます。

ということで朝9時ころ、まずは鳴子温泉駅近くにある『農民の家』を目指して出発。入れないかなと思っていましたが、道路からの出入口のところにロープなども張られていなかったので、そのまま入って敷地内でクルマをとめました。厳密には私有地侵入といえるかもしれません。
建物周囲で作業している方が1名いましたが、声をかけるのもなんだかなぁと思い、言葉も交わさず周囲を適宜撮影しました。


実はこんなガレージがあったなんて、かつて泊まっていたときには気づきませんでした。

画像を拡大すればバス運行中の下の文字が読めるとおもいましたが、数十年の風雨にさらされたこともあり、800%まで拡大してもわたしには読み取れません。しかるべき送迎場所がかかれているのかもしれません。


温泉神社です。

ここは新しそうなので購入後鳥居を塗りなおすなどリニューアルされたような気がします。また黄色いハンカチらしきものは、2021年にウクライナの方を招きいれたあとか、2022年2月末に戦争が始まってからのどちらかの時期にかかげられたのではないかと思います。
ちなみに写真右側に囲われているところからは温泉が湧き出ており、湯気が立ち上っていました。

農民の家玄関付近

ちなみにこの画像に映っているクルマには、ここの土地建物を購入した「サンユー」さんのペイントがされていました(ステッカーだったかもしれません)。

ひととおり外観など周囲を撮影した後、建物周囲で作業している方はおそらく「サンユー」の関係の方かと思い、おはようございます、のひとことと、かつてここに何回か泊まったことがあることと、破産処分品の販売時にものを買ったことなど、ここに関わりがある程度あることをお話したうえで声をかけ、簡単に状況をうかがいました。
ちなみに作業されたいた方は、配管の内部にたまっている温泉を外に排出していました(ちょっとした記憶にすぎないので内容の正確性には自信がありませんけど・・・)。破産後もお湯はこんこんと出続けている模様です。
その方(おそらく社長さんだと推測されます)のお話によれば、建物内部は直したのだが、温泉の配管を確認したところ、2018年2月末日の営業休止から4年半以上経過した現時点において相当時間がたっていることもあり、おもったより老朽化が進んでいるとのことでした。まだ再開業まではそれなり(実際にはもう少し具体的な言葉もありましたが、さすがに断っていない以上載せるべきではないと思い、ここでは書かないこととします)に時間がかかるとのことでした。
ある程度外国人の方が入国できるようになってきた今(2023年2月上旬現在)、直して再開業できれば、インバウンド需要もそれなりに受け入れられそうなので、それも期待したいものです。
もちろん、私としても再開業したらすぐに泊まりに行きたいと思っています。

結局十数分ほどここに滞在し次の場所に移ることとし、稿も改めることとします。
最後にこの近辺の紅葉ほぼ終わりの風景を下に貼り付けておきます。

国道108号との分岐点の駐車場から写した鬼首方面の風景

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