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「湯治宿」高東旅館2211ー12〈高東旅館2泊目〉(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

11月6日からいつもの高東旅館に2泊3日で行ってきた記事その12となります。すでに初めて書き込んでから半年以上が経過していますが、なんとか完結まで進めていきたいと思います。
トップ画像は高東旅館家族風呂の泉質・泉温等の表示や入浴心得です。
また概略と前回11の内容は下記を参照願います。また本稿12の内容は、旅館へ戻ってから出発までとなりますが、撮影画像の順番は時間順とは限りません。

タイトルの上の画像(「入浴心得」の看板)がかかっている家族風呂の写真は以下をご覧ください。


出発当日朝に撮影した家族風呂

日によって、浴槽の下のタイルまではっきりと見えたり、この写真のように緑がかった色のときもあります。温泉はいきものだということが、川渡温泉にくればわかります。地元の方が銭湯として使われる川渡温泉共同浴場のお湯も同じ感じです(といっても入ったのは覚えていないくらい前のことですが・・・)。

なおこの家族風呂は基本的にめちゃめちゃ熱いです。ということでもう少し広めで(一般的にはなんとか)水で埋めなくて済む程度の熱さの男子浴場に入ることが多いです。その男子浴場さえ、最初にこの宿にお世話になった15年前は、真冬だったこともあり、30回くらい体に浴びてからでないと足を浴槽に入れられなかった(入れても熱くで秒でまた温泉から足を元に戻す)という状態でした。年に1回程度とはいえ、通っているうちに熱めのお湯に慣れ、湯もみ板での攪拌は湯口の位置の関係で必須ですが、いまは5回くらい浴槽からすくって浴びれば、浴槽内に全身つかれるという状況です。
家族風呂は開いていれば中からカギをかけて入る(ただし入浴していることが分かるように、スリッパを外に出す必要がある)ことができるので、介護が必要な老夫婦や、親しい人のみだけで入りたい場合にはよいでしょう。もちろん一人で独泉もOKです。
家族風呂は、すぐ直前に埋めて入浴された方がいない場合は水で埋めるのが必須といってもよいでしょう。水で埋めるときは、温泉に比べ温度の低い水は下にたまっていきますので、適宜攪拌を忘れず、ぬるすぎてしまわないよう気を付けていただきたいものです。


新館と旧館をつなぐ廊下から見える地面です。秋深しとはいえど、青々とした草です。
これも出発当日朝の撮影です。右上隅の角に映る部分が家族風呂の位置になります。

この日の自炊夕食のメインは、袋入りもつ煮込みに豆腐をプラスし、生協で買ったハムカツが余ったのでそれも食卓へ。


左の列が宿から提供される自家製のお米とみそ汁。
右の列は別途持ち込んだ沢庵ひと袋とたしかニシンいり昆布巻き。

記憶によればこのニシンたらこ入り昆布巻きは業務スーパーで90円くらいで買ったときのものですが、2023年5月現在ではたしか148円くらいだったような気がします。沢庵は近所のスーパーで買ったものですが、ひと袋98円が108円程度で収まっているかと思えば、ほかの店に行けば同じものが138円くらいして驚きました。インフレのすさまじさを現在改めて感じています。

ずいぶんと前のことになってしまったので、これで宿泊編は打ち止めとしますが、出発直前のエピソードは、タイトルの下にある「概略」をご覧ください。なお、約半年後の現在(初夏)の入口付近はこんな感じのようです。


茶色い「高東旅館」看板の文字もはっきり見えますね。
歩道や他人の土地にかかる部分を切っていただいたような感じです。


「概略」で掲載した写真を再掲(11月上旬に撮影)。
葉っぱの生い茂っている面積の違いがわかるかと思います。

ようやくこれで帰りの行程の話題までたどりつくことになります。
いつになるかわかりませんけど・・・



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