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#37「ペンギン」インフルエンサーに学ぶ

「リンク先を表示するときは、文字にもリンクを貼ってください」

先日、ある仕事でこんな修正指示を受けました。

わたしはこれを受けて、さっそく指示どおりに直しつつも、

「埋め込みリンクがあるのに、どうして文字にもリンクを貼る必要があるんだろう?」

なんて思っていました。埋め込みのほうが面積が広くて目立つし、なぜ同じ情報のリンクを2つも重ねて表示する必要があるのだろうかと。

そんなド素人が抱きがちな疑問の答えが、ある勉強会の場で示されたのです。

経験上、ボタンよりもテキストリンク(青文字&アンダーバー)のほうが、クリック率が高かったですよ。(勉強会参加者の声)

ある勉強会とは、「フリーランスの学校」のコミュニティー内にて開催された「 LPO(LPの最適化)実演講義」

Webライターの中村昌弘さん(@freelance_naka)主催によるものです。

LPにツールを入れて、改善ポイントを提案するのがLPOです!
Web制作者、セールスライターの方などは相性がいいので、ぜひご覧ください(^^)/ (勉強会告知文より)

現在中村さんが中心となって制作を進めているフリ校LPを様々な角度から検証し、中村さんの改善提案をみんなでワイワイツッコミを入れながら見守るという楽しい講義でした。

ここで登場したのが「Ptengine」。「ピーティーエンジン」と読みます。決して「ペンギン」や、「PTA(父母と先生の会)エンジン」ではありませんよ。

Ptengine@Ptengine_Japanとは、ヒートマップをはじめ、いろんなツールでサイトが分析できるサイト運営プラットフォームのことです。

ここにあるヒートマップを使うことで、サイト内のどこで読者が離脱したかなどが一目瞭然に。

さらには、「リンク先などクリックしてもらいたいものは右側に配置したほうがいい。右利きの人にとってはそちらが押しやすいから」

といった、目からウロコの情報が満載でした。 

そして、その中で登場した超有益情報の一つに、

より多くの人にクリックしてもらいたいならば、ボタンとテキストリンクを併用したほうがよい。

があったんですよ。

「そうだ!あのクライアント様は、Ptengine公式インフルエンサー様だったんだ!」

Twitterでこれを見たときは「ペン…ギン…インフルエンサー?」って思ったけど。

おそらく「文字にもリンクを貼るように」というご指示は、ご自身の体験及び、こちらのPtengineなどによる腐るほどの回数の検証を踏まえたものだったのではないかと。

たかがリンク、されどリンク。

サイトづくりの深淵を垣間見させられた経験でした。

※そういえば、中村さんもPtengine公式インフルエンサーです。



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