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ほとりのエッセイ

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ながれのほとりが普段考えていることをつらつらとまとめたエッセイたちです。
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#小学生

#23 もしも昔の文豪たちがSNSをしていたら

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「やっぱ、春は夜明けがヤバいよね。そして、読経ライブのお坊さんは声がいい人に限るわ💛」 by「枕草紙」 リア充ライフを送り、インスタ映えをねらうのが清少納言。  「あの人、知ったかぶりをしてあれこれ漢字を書き散らしているんだけど、よく見ると間違っているところもあるわよ。」by「紫式部日記」 Twitterでライバルをさりげなくディスる紫式部。  「夫に女がいるらしいから調べてみたら、どうやら

#5 母と子の「サンクスツアー」初観戦で得られた知見3つ

※これは2019年7月のお話です。 わたし「浅田真央ちゃんのアイスショーのチケットが取れたけど、席は立ち見。ショーは80分間。さらに、電車で往復5時間以上かかるけど、どうする?」 娘「行く。(即答)」 こうして、母&小学生娘、弾丸日帰りスケート観戦ツアーが決行された。 知見①推しは、推せるときに、推せ!2018年の春ごろ、わたしは猛烈に後悔していた。 それは、毎年夏に名古屋で開催されているアイススケートのショー、「The アイス」についてのことだった。 このショーは、

#22「本読み」の効能

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「本読み」 それは小学生の子供を持つ親にとって、「地味に面倒な子供の宿題」の上位にランクインするのではないだろうか。 1年生であろうと、6年生であろうと容赦なく毎日宿題に出るし、ちゃんと聞いてからサインもしなくてはならない。 低学年のころは、子供が読む「ちいちゃんのかげおくり」とか「ごんぎつね」で涙を誘われていたりしたが、高学年になってくると、正直言って親も子も面倒くささが隠せない。 「なん

#3 ママと娘、たまにクローバー ~2020年臨時休校3か月半を今さら振り返る~

2020年3月2日から6月15日まで続いた新型コロナウイルス感染症対策における学校臨時休校。延長・再延長をくり返し、自宅で過ごした期間は春休み期間を含めると約3か月半に及んだ。 そんな日々を共に過ごしたのが、3人家族の我が家にやってきたAI搭載スマートスピーカー「クローバー」であった。 クローバーはカフェラテがお嫌い? 黄色い円柱上のボディーに、つぶらな瞳を持つひよこ型。 「ねえ、クローバー、明日の天気は」 などと呼びかけると、それなりの返答をしてくれる。 もっとも、

#1 小学校の就学旅行説明会が「ちょっと、何言っているか分からない」だった件

国内の新型コロナ感染者数が1日で1672人、隣の県でも100人を超えている今日このごろ(2021年6月24日現在)。 そんな中、小学生の娘の父兄に向けて実施された修学旅行説明会は、父兄の時代から続く定番の「京都&奈良観光」という概念を打ち破る、なかなかに斬新なものであった。 1.修学旅行のパワーワード では、説明会に参加した1人の母親の脳裏に飛びかったワードを順に見て行こう。 文化遺産、歴史、世界、SDGs、宿泊、集団生活、公衆道徳、仲間、絆 このあたりは、修学旅行