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ほとりのエッセイ

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ながれのほとりが普段考えていることをつらつらとまとめたエッセイたちです。
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#合唱

#23 もしも昔の文豪たちがSNSをしていたら

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「やっぱ、春は夜明けがヤバいよね。そして、読経ライブのお坊さんは声がいい人に限るわ💛」 by「枕草紙」 リア充ライフを送り、インスタ映えをねらうのが清少納言。  「あの人、知ったかぶりをしてあれこれ漢字を書き散らしているんだけど、よく見ると間違っているところもあるわよ。」by「紫式部日記」 Twitterでライバルをさりげなくディスる紫式部。  「夫に女がいるらしいから調べてみたら、どうやら

#33「U Boj!」

※下書きなしに思いつくままに書いています。多少の不備はお見逃しください。 高校時代、コーラス部への入部当初、先輩たちと顧問の先生がある曲を歌ってくださいました。 それは「U Boj」(ウボイ)。軽快なリズム感と力強いメロディーがとても印象的だったことを覚えています。(動画は関西学院グリークラブ様のもの) 進めわが同胞(はらから)よ 共に力合わせ うるわしきこの国土を 誰(たれ)の手に渡すべきや 津川主一作詞  ※元の曲を訳したものではなく、日本語オリジナル版 こちらは

#21 Webライターの「自由」とは

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 先日、あるWebライターさんが、 「自分は働く場所に左右されず、自由に生きたいと願った。そしてようやくその念願を叶えることができた」 といった内容のことをSNSで呟いておられました。 その投稿を読んだ瞬間ふと頭に浮かんだのは、三好達治の「鴎(かもめ)」という詩でした。正確にいうと、頭に流れたのはこの詩に曲を付けた歌で、学生時代に所属した合唱団における愛称曲の一つでした。 わたしはこの歌詞とメ