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ほとりのエッセイ

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ながれのほとりが普段考えていることをつらつらとまとめたエッセイたちです。
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#23 もしも昔の文豪たちがSNSをしていたら

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「やっぱ、春は夜明けがヤバいよね。そして、読経ライブのお坊さんは声がいい人に限るわ💛」 by「枕草紙」 リア充ライフを送り、インスタ映えをねらうのが清少納言。  「あの人、知ったかぶりをしてあれこれ漢字を書き散らしているんだけど、よく見ると間違っているところもあるわよ。」by「紫式部日記」 Twitterでライバルをさりげなくディスる紫式部。  「夫に女がいるらしいから調べてみたら、どうやら

#32「強い花」は好きですか?

※下書きなしに思いつくままに書いています。多少の不備はお見逃しください。 河原を散歩していて、ひとかたまりの野生のスイセンの花を見つけました。2月といえどもまだ風は冷たく、あたり一帯もほぼ枯れ草ばかりの冬景色です。 そんな、水も肥料も決して十分ではない環境でも元気に花開くスイセン。その美しさのためか、自己愛を表す「ナルシスト」の語源にもなっているようです。 実はスイセンはとても丈夫で、かなり生命力が強い花なのだとか。手入れらしい手入れをしなくてもガンガン咲いてくれるので

#38 うどんの町の桃源郷

桃の節句は過ぎましたが、我が家の桃の花(切り花)はようやく固いつぼみをほころばせ、一輪、また一輪と花を咲かせようとしています。 桃といえば、以前、四国に住む知人から桃の写真が送られてきたことがありました。 四国有数の桃の産地である香川県丸亀市飯山町、なかでも楠見池周辺は県内有数の桃の産地であり、春になると桃の花であたり一面が桃色に染まるほどの見ごろを迎えます。同町では「讃岐富士と桃源郷のまち」をテーマにした町おこしを続けておられるのだとか。 こんもりとした「讃岐富士」こ

#35 遠くて近い「メタバース」の世界

※下書きなしに思いつくままに書いています。多少の不備はお見逃しください。 先日、家族で外出した際に、子どもの好きなアーケードゲームに付き合ってきました。現在ハマっているのは、ゲーム上の空間の中で自分だけのお気に入りのキャラクターをつくり、カワイイ服を着せてライブするというものです。 たかがそれだけといえばそうなのですが、意外と大人でもハマっている人が多いそうです。 そして、子どもがゲームをプレーする間、ゲーム機の後ろでふとあることに気がつきました。 ・仮想空間上で