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ほとりのエッセイ

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ながれのほとりが普段考えていることをつらつらとまとめたエッセイたちです。
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#ほとりのライティング講座

#23 もしも昔の文豪たちがSNSをしていたら

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「やっぱ、春は夜明けがヤバいよね。そして、読経ライブのお坊さんは声がいい人に限るわ💛」 by「枕草紙」 リア充ライフを送り、インスタ映えをねらうのが清少納言。  「あの人、知ったかぶりをしてあれこれ漢字を書き散らしているんだけど、よく見ると間違っているところもあるわよ。」by「紫式部日記」 Twitterでライバルをさりげなくディスる紫式部。  「夫に女がいるらしいから調べてみたら、どうやら

#24 方言こわい?!

※下書きなしに思いつくままに書いています。多少の不備はお見逃しください。 先日、Twitterで関西地方と関東地方における方言の解釈の違いが話題になっていました。 これによると、関西人的には「~でしょ」は敬語表現なのだそうです。 私は関西人でも関東人でもありませんが、「~でしょ」は、たしかに敬語表現には感じられないですね。 このほかにも、関西では「アホ」は挨拶代わりの言葉らしいです。 しかし関西人でない私は、そんなに親しくない人に「アホ」と言われたら、かなり落ち込む

#22「本読み」の効能

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「本読み」 それは小学生の子供を持つ親にとって、「地味に面倒な子供の宿題」の上位にランクインするのではないだろうか。 1年生であろうと、6年生であろうと容赦なく毎日宿題に出るし、ちゃんと聞いてからサインもしなくてはならない。 低学年のころは、子供が読む「ちいちゃんのかげおくり」とか「ごんぎつね」で涙を誘われていたりしたが、高学年になってくると、正直言って親も子も面倒くささが隠せない。 「なん

#21 Webライターの「自由」とは

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 先日、あるWebライターさんが、 「自分は働く場所に左右されず、自由に生きたいと願った。そしてようやくその念願を叶えることができた」 といった内容のことをSNSで呟いておられました。 その投稿を読んだ瞬間ふと頭に浮かんだのは、三好達治の「鴎(かもめ)」という詩でした。正確にいうと、頭に流れたのはこの詩に曲を付けた歌で、学生時代に所属した合唱団における愛称曲の一つでした。 わたしはこの歌詞とメ

#20「Webライター」と「テント生活」の親和性を考える

「『Webライターのササキさん』って、かわいそうな人生の人が多いよね」 小学生の娘がこう言った。 娘よ。とりあえず、Webライターの佐々木ゴウさんと、ジャーナリストの佐々木俊尚さんに謝ろうか。 娘が読んでいたのは、佐々木ゴウさんのこんなブログ。 「早稲田大学法学部を卒業後、新卒でNTTに就職。その後Webライティングで独立して、半年で月商100万円突破」 「早稲田出たけど職と家がなくなったので、テントで生活することにした」 このふり幅の大きさに、小学生でなくとも驚

#10 私が発信する理由(わけ)は

私は現在ツイッターにて #ほとりのライティング講座 として「昔話で学ぶグレーゾーン表記」というつぶやきを日々発信している。誰でも知っている昔話のイラストの隣に、ライティングに役立つ豆情報をのせるというパターンである。 お手本にさせていただいたのは、かの有名な「試験に出ない英単語」。 しかし、あそこまで華麗にボケられないし、あんな味のあるイラストだって描けない。だからいらすとやさんのイラストに、全面的に乗っからせていただいているわけである。これを見てくださった方が、あわ