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ほとりのエッセイ

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ながれのほとりが普段考えていることをつらつらとまとめたエッセイたちです。
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#日報

#23 もしも昔の文豪たちがSNSをしていたら

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「やっぱ、春は夜明けがヤバいよね。そして、読経ライブのお坊さんは声がいい人に限るわ💛」 by「枕草紙」 リア充ライフを送り、インスタ映えをねらうのが清少納言。  「あの人、知ったかぶりをしてあれこれ漢字を書き散らしているんだけど、よく見ると間違っているところもあるわよ。」by「紫式部日記」 Twitterでライバルをさりげなくディスる紫式部。  「夫に女がいるらしいから調べてみたら、どうやら

#22「本読み」の効能

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 「本読み」 それは小学生の子供を持つ親にとって、「地味に面倒な子供の宿題」の上位にランクインするのではないだろうか。 1年生であろうと、6年生であろうと容赦なく毎日宿題に出るし、ちゃんと聞いてからサインもしなくてはならない。 低学年のころは、子供が読む「ちいちゃんのかげおくり」とか「ごんぎつね」で涙を誘われていたりしたが、高学年になってくると、正直言って親も子も面倒くささが隠せない。 「なん

#21 Webライターの「自由」とは

※下書きなしで思いつくままに書いていきます。多少の不備はお見逃しください。 先日、あるWebライターさんが、 「自分は働く場所に左右されず、自由に生きたいと願った。そしてようやくその念願を叶えることができた」 といった内容のことをSNSで呟いておられました。 その投稿を読んだ瞬間ふと頭に浮かんだのは、三好達治の「鴎(かもめ)」という詩でした。正確にいうと、頭に流れたのはこの詩に曲を付けた歌で、学生時代に所属した合唱団における愛称曲の一つでした。 わたしはこの歌詞とメ