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ほとりのごはん

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投稿している手作りごはんをまとめました。
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#料理

ほとりの夕食が「食でQOLを向上したい管理栄養士さん監修」になりました その①

からちゃんがなかまになりたそうにこちらをみている。 なかまにしてあげますか? ということで、からちゃんこと筆者が経営しております農家民宿・島旅農園「ほとり」の夕食がこの度管理栄養士さん監修になりました! 監修してくれたのはこの方! 通称、ぽなちゃん。いっつも美味しそうな料理とエッジの効いたボケを織り込んだ記事を投稿している方です。また毎度記事が不思議な自己紹介から始まるという。 個人的には記事の内容と同じくらい、つかみの自己紹介を楽しみにしています。 というわけで、

お客様とGWとお料理と

皆様GWはいかがでしたか? 島旅農園「ほとり」は類を見ないほどにドタバタしておりましたが、無事GWを終えました。 今振り返ると、「ずっとお料理していた」ような。ということで、ざっと振り返ってみます。時系列バラバラですか、お許しをば。 朝食日によってややメニューは変わりますが、だーっと紹介します。 夕食BBQBBQのお客様には、畑のお野菜を差し入れることにしています。 おまけーーー 個人的におすすめなのは、玉ねぎの葉の天ぷらです。ごはんのお供にも、お酒のアテにも。春をぜ

香川での離島生活を諦めかけた私を救ってくれた自家製レバーペースト

香川の離島に移住して丸2年近く、危うく島から飛び出そうになりました。(ちなみに私が暮らす香川県丸亀市「さぬき広島」には20代は私含めて2名、30代も5名しかいません。人口の90パー近くが70~80歳以上です)。 首の皮一枚がはがれそう、なんなら引っ越し用の段ボールを用意しようかとしていたそのとき。思い出した! やばい、モテそう。もう少しだけ、離島でも勝負してみようかな・・・ というわけで、場所という圧倒的不利を覆すためのレバーペーストづくり、はじまります! えっ?場所の

カサゴとメバルの唐揚げ【釣り上げ後1時間な島料理】

ひっさしぶりに料理の記事です。 最後にいつ書いたか思い出せないくらい・・・。 しかもこんな記事を投稿しといて、翌日料理記事を投稿するという。 閑話休題。 最近農閑期に入ったこともあり、釣りを始めました。島に移住して2年弱になりますが、ようやく重い腰が上がったというか。 というのも、先日ウチのお客さんにと島民の方がカサゴを差し入れくださいまして、煮付けてお出しするととても評判が良く・・・ こりゃ農家の私とはいえ、「こんなに喜んでくれるなら、俺も魚釣りたいな」と思ったのです

かわいいは作れる、タバスコも作れる【唐辛子農家のタバスコ作り】

とはいっても、元からかわいいんですけどね。うちの唐辛子。 というわけで、11月現在、唐辛子・香川本鷹が最も瑞々しく美味しい季節となりました。収穫も頻度が上がってきておる今日この頃です。 さてさて今年も来年に向けて、タバスコを仕込みたい。 赤唐辛子の多くは商品として出荷しているので、青タバスコを作ります。 というわけで出荷しない規格外品を集めてきました。何百本も実をつける唐辛子たちでありますから、中にはあまり大きくならない子たちもいます。ただ味は変わりません。しっかり辛く

26歳独身男が離島でカフェランチ感を全力で醸してみる

2021年10月某日。築95年の宿で、カフェランチ感を出す試みが始まった。 さて、カフェランチ感とは一体何なのだろう?それは極めて抽象的で、実態のないものに思えた。 離島で宿を営む26歳独身男。日頃の楽しみはプロ野球チーム・オリックスの試合結果と島の人からもらった芋焼酎を湯割りで飲むことくらいだ。そんな野郎がカフェランチ?と思った方も多いだろう。 しかし、こんな私には隠れた一面がある。雑貨屋とカフェを巡る趣味、そして「オズマガジン」の定期購読である。私が知る限り、男女と

唐辛子農家の葉唐辛子みそ

今季より出荷を前提に本格的に栽培をし始めた島の唐辛子・香川本鷹。 ようやく赤く色づき始めてはおりますが、香川本鷹らしい大きな実が少なかったり、成熟するのが遅かったり、完全に唐辛子から洗礼を浴びているそんな毎日です。 収穫がようやく始まったところなのに、何だかすでに来年への反省ばかりが頭によぎります。また業者様にご迷惑をかけ、個人さんへの販売も開始したいなとは思うのもの踏み切れず。 書き始めると後悔と来年への反省ばかりになってしまうので、この辺で。 ただ少ない・遅いなりに、

音も味のうち

ロックグラスは持っていた方がいい。酒を飲もうが飲まないが。 グラスと氷がぶつかると何とも言えない音がするからだ。 「いい音」 ロックグラスに梅酒を注ぎお客様のもとへ運ぶと、そんな第一声が聞こえてきた。いま、私の宿ではお泊まりいただいたお客様には、島で採れた梅や甘夏を漬けた果実酒をお出ししている。 ただ私自身は自家製酒に関して、島のおばちゃんたちのように長年の勘が磨かれているわけではない。そのため、本当にこの酒に満足いただけるのであろうかと疑心暗鬼でもあった。氷砂糖や黒糖

空芯菜はサツマイモの仲間なんだって

朝晩はずいぶん気温が下がって、秋らしさを感じられるようになってきました。秋と言えば、サツマイモという方も少なくないのでは。 ワイのサツマイモが、、、(紫のやつは赤シソです) せめて大きくなってから食べろとか思っていました。植えていたサツマイモを全部イノシシに掘り返されたので、私の秋は遠のくばかり。 そんなとき、ふと畑に目をやると、見慣れない作物が。 空芯菜(香川ではエンサイなんて呼ばれてもいます)です。7月だったかに種をまいて、あれよあれよと大きくなっていました。 本

採れたてバジルの自家製フォカッチャ

コンビニもスーパーもないような島暮らしでは、案外食べられないものがあります。 パンです。定期的な買い出しで購入することもありますが、たとえば食パンやバケットは案外かさばるので、あまり頻繁には買いません。冷凍できるとはいえ、サイズがね・・・ ただパン好きな私としてはやはりどうしても食べたい。ただ家でパンを焼くとなると二次発酵だとかナントカカントカ言われて面倒くさいの嵐。 そんなとき見つけたこの記事。 紹介されていたのがフォッカチャ?フォッカッチャ?フォカッチャ?です。 家

みょうがとままかりの天ぷら

雨の日は揚げ物の日。 さてさて、私の師匠ご夫妻は本当にいろんな野菜を育てていて、たびたび作物をいただくのですが、、、 今回はみょうがをいただきました。みょうがってスーパーでしかみたことなかったけど、こんなフォルムなのね。 またみょうがは「地下茎」で増える野菜らしく、プランターでも栽培できるそうな。ざっくり言うと地下をズンズン進んで、至る所で芽を出す作物ですね(地下茎で増える作物:じゃがいも、タケノコ、アスパラetc)。 夏の日は特にこのみょうがを素麺やうどんに入れると、涼

人間やめますか?それともフライポやめますか?

「フライドポテト 略し方」で検索と。 ポテト、フラポテなるほどなるほど。 フライポ、、、、?フライされた「ポ」とは、、、? きっと「ポ」を油であげたら、「ボ」になるということですね。 なるほどなるほど。 さて、記事を読みながら、「久しく家でポ揚げてねぇな」と思ったのです。 私の生活の場合、揚げ物は時間がかかるので、畑作業のできない雨の日にしかしません(7月半ばからほぼ丸一月雨が降りませんでした) しかも、近頃は宿泊のお客様もいらっしゃたので、自分のご飯は簡単なもので済ませ

とにかく香川の離島でもQOLを上げたいので、2種類のナスでピリ辛豚南蛮うどんを作る

青雲、それは君がみた光でおなじみのからちゃんだ。 もちろんおなじみなのは日本香堂であって、からちゃんではない。 さて振り返ることまだまだ肌寒い4月末。 通称ぽなちゃんがこんな記事を。青雲のくだりは、いつものぽなさんの掴み風です。さてさて、これ食べてないってQOLダダ下がり説あると思います。 ただ4月って、ナスは旬じゃなかったのです。この時期に流通するのはナス農家がビニールハウスで育ててくれたナス。私の畑はハウス栽培はしていないので、もちろんナスなんてなくて。 じっく

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イタリアンパセリのペペロンチーノ