放浪No.27 繁華街を抜けリトライ
他店舗よりも料金設定が低い分、ゆっくりと寝ることができた。
ドリンクバーでカフェオレを注ぎ、その足で喫煙室に向かい一服をし、繁華街へ向かう段取りをぼんやりと考える。
スマホで軽く経路を見てからシャワーを浴びに行き、昼過ぎを目標に出発の準備を整える。
会計を済ませ、自転車に乗って国道を北上していく。
幅がたっぷりと取られている路側帯や通行可能な歩道をゆったりと走りながら、移り変わる景色を楽しんでいた。
1時間ほど進み橋を渡ったあたりから建物がそそり立ち始め、やがては都会の街並み