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【3/13魚座新月】5月からの変化のヒントがあるとき(魚座木星時代にむけて)

3/13に配信したメールマガジンの加筆修正版です。

こんばんは。ほともこです。

3/13 19:20 魚座で新月となります。
太陽、月、金星、海王星と4天体が魚座に集中。

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言葉にしがたい魚座のエネルギーとあり方を理解すること、そして意識することがこの時期を過ごすコツであり

この時期の気づきや思いは5月から始まる「魚座木星」時代を示唆するものとなります。

まずは月のサイクルから解説していきます。

1.月のサイクル

3/13の新月で始まったことが
3/21の上弦で勢いづき
3/29の満月で一度形になります。
4/4の下弦で完成させ
4/12の新月にむけてリセット。

という流れになります。

2.言葉にしがたい魚座の本質を知る

今回の満月は魚座で、太陽と月と金星と海王星が重なっています。

10天体中4天体が魚座にあること、また金星と海王星にとって魚座は、その天体のエネルギーを発揮しやすいということもあり

今回の新月は「魚座」の本質を理解し、その意識や在り方を理解することがとても重要になります。

魚座はどのような性質なのでしょう。

魚座は12サイン(星座)の最後にあたり「生まれ変わりの前の準備としての死」を象徴します。

一般的に「死」は生きている側の人間にとっては悲しいことですが、大きな視点でとらえ直すと土に埋葬されたのならば地中の微生物により分解され、養分となります。

死により肉体がなくなると、生まれた時に肉体に幽閉された魂が肉体から解放されます。

そうして肉体により制限されていた魂が本来の自由さと純粋さを取り戻し、次の転生と誕生(=牡羊座)にむけて準備をするためのプロセス。

また魚座は水の柔軟宮。正義や正しさをこえ、どんなものであっても共感できれば共鳴し、慈悲慈愛の心を寄せます。それが善悪を超えたところに魚座があるという所以。

例えば、犯罪の加害者側や元受刑者がそうなってしまった背景をおもんぱかり心のサポートや社会復帰を支援するような姿勢です。

3.魚座木星時代に注目すべきもの

これは5月~7月に一時的に経験し、12月より本格的にはじまる「魚座木星時代に必要となる意識や在り方です。(現在は木星が水瓶座を運行)

これから迎えるの魚座木星時代の正確な期間は
2021年5月14日~7月28日
2021年12月29日~2022年5月11日

この魚座木星時代に注目されるものの具体例をもう少し挙げてみましょう。

犯罪加害者、被害者やその家族、受刑者、ホームレス、戸籍国籍のない方、元暴力団の方の自立支援や、殺処分が問題になっている動物愛護のこと。
目に見えない存在、スピリチュアルなこと。またエッセンシャルワーカーといわれる人たちの存在。

つまり、世の中にないことにされている人や存在に意識を向けて、全体の一部として自分もあらゆる存在に支えられ、生かされている意識をもつことが、求められる時代となります。

実際、すでに始まっている魚座木星的な流行やブームの観点でみると現在
水木しげる生誕100周年記念4大プロジェクト」なるものが発動し、アニメ『ゲゲゲの⻤太郎』新作映画化も決定しています

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※こちらの画像は水木プロダクション公式サイトよりお借りしました

妖怪や悪魔をテーマにした作品をたくさん生み出し国民的漫画家となった水木しげるさんが魚座で、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放映されたのが2010年でこの時も魚座木星なのですよね。この辺の相関関係が木星の運行を追っていく面白さです。

話を戻すと今回の新月で感じたことは、5月から始まる「魚座木星」時代に向けての在り方、指針のヒントとなるものです。

4.本来の自分に生まれ変わるための準備として

今回の魚座、新月に寄り添っている天体の一つ海王星は魚座の支配星でもあり、時空を超える天体なので、このタイミングで過去の悲しみや痛みが沸き上がってくる可能性もあります。

このときに湧きあがってきたものは、思い出したくもない、目を背けたくなるほどのものもあると思います。

やり場のない思いから、そいう思いをさせた人や環境や境遇を責めたり、八つ当たりをしたくなることもあるでしょう。

ですが魚座の新月の今、どんな感情を持っていてもOKです。むしろそれを無いことにしない。
そして怒りでも悲しみ嫉妬でも、その思いを感じきることで、本来の自分に生まれ変わる、というのも新月に調和角でかかっている冥王星が示唆しています。

魚座の時期は、普段はかくれているけども、軽んじられているもの、差別心をもっている対象(自分が差別していることには無自覚なことも多いですが)、目を背けたいものやそれに伴う思いが顕在化し、クローズアップされる時期でもあります。

今の時期こそ、そういったものの存在を認識し、沸き上がるご自身の思いを丁寧に大切に扱い取り組むことが重要で、次の段階(まずは春分)を気持ちよく迎えるために、避けられないプロセスです。

5.どんな感情も根源は同じで純粋なもの

しかし、今回の魚座の新月の時期に感じる、痛みも、悲しみも、恐れも、欲望も、あなたが本来の自分に生まれ変わるための気づきのきっかけであり、それらの根源は純粋なエネルギーといえます。

そもそも魚座は水のエレメントで、柔軟宮。善悪、優劣、主客という二元的価値をこえてすべてのものを受けいれ溶かし、無にしていきます。

ですから、感情が湧き出て来たり、それを引き起こす出来事がおきたのなら役割、年齢、性別、責任の所在や法律や倫理という社会的な枠組みや価値観を一度横において、ご自身の奥から湧きあがる思いにそっと寄り添う。

その問題に当事者に責任を問う前に、その人の痛みや恐れになった背景を想像してそれについて話をきいて寄り添う。

つまり、善悪や優劣のジャッジの前に、ただその感情や出来事があることを認め寄り添うことから始めてみましょう。

そうして痛みや悲しみを分かち合い解放した後に具体的な判断と行動をしていくとよいでしょう。


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