見出し画像

大阪便り Vol.11 人生のピークは?

皆さま

年内最後のお便りとなります。Facebookなどを通じたくさんの誕生日のお祝いメッセージをいただきました。ありがとうございました。

誕生日が年末近くということもあって、毎年この時期は新たな年を控えて自身の新たな目標設定を行う良いタイミングになっています。昨日は普段通っているジムが年内最終日でしたのでジムワークの後、ゆったりジャグジーで1年を振り返っていましたが、ふと「人生のピークって何歳くらいなんだろう?」という考えが頭をよぎりました。

人生のピーク=仕事のピークではないでしょうが、人生の大半は働いて過ごしているのだとすれば、ある程度、重なる部分はあろうかと思います。例えば、野球界であれば選手のピークは20代中頃でしょうか? 18歳からプロになり現実には15年程度の選手生命ですのでほぼその中間地点です。(実際には小学校低学年から始めてる選手が大半ですので、そこからカウントするともう少し後ろよりかもしれません)

会社員に置き換えると中間地点は概ね40代の前半、つまり正に今の自分の年齢です。もちろんスポーツ選手と違いビジネスマンの能力は身体能力に極端に依存することはありませんが、ピーク=知力×体力の総和が最大のところと捉えるとやはり40代の前半から後半がピークといえる時期といえそうです。どうも周りの人の話を聞いていると、平均的に50代になると急速に終わりからの逆算思考になる方が増えるような気がします。

今、私はホテルのマネジメントの仕事をさせてもらっています。世界標準としては適年期といえる年齢ですが、国内の業界常識ではかなり早いほうです。そんな業界で育ったためか何となく仕事のピークはもう少し先にあると錯覚していましたが、よくよく考えると実は既にピークといえる時期に差し掛かっているのかもしれません。果たして今の自分の仕事ぶりが人生のピークといえる仕事ぶりだったと後から振り返れるのだろうか?そう考えると現状に安住している訳にはいかないな、という気持ちが強くなってきます。

来年の目標を一言で表すとすれば、『新たな仕事への挑戦』です。

先日、新たなダルマの片目に墨を入れました。過去何度か願いを成就させることができている験の良い方法です。今回も願をかけて静粛な気持ちで目を入れました。本人的には至って真面目な儀式です(笑)。デスクのパソコンの前で日々彼と対峙しています。この行為が普段の些細な行動に変化を与えてくれているのだと思います。年が明け願いが叶い、また、このお便りにて報告できる日をイメージして過ごすこととします。

今年一年、この便りを送らせていただいている多くの方に大変お世話になりました。皆さまの存在が私の2013年という一年を支えてくれた原動力となりました。振り返れば2013年という一年は、ここ数年の中でも公私ともに最も充実した大変実りのある一年であり、後から振り返ると、もしかすると人生のピークの一年であったと振り返る日が来るのかもしれません。

皆さまどうぞ良い年をお迎えください。

(この投稿は2013年12月にメールベースで友人知人の方へお送りしたものを一般投稿用に一部編集してお送りしているものです)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?