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自作曲『カボス会議』について

 誰が聴いても分かると思うんだが、参照元の最も大きなものはZAZEN BOYSである。他にもフジファブリックとかポリスとかも挙げられるかもしれないが、ザゼンみたいな曲にしたくて作った曲だ。

 じゃあザゼンっぽさって何かというと、変拍子とか短音のギターリフとか、あとは向井秀徳っぽい語りみたいなボーカルだろうか。そのへんを意識して作った。

 歌詞に関しては、新聞で読んだ「ダボス会議」の記事を膨らませて書いた。この会議は世界情勢の改善のために行われてるらしいんだけど、世の中ちっともよくなってないじゃないか、来る日も来る日も戦争に紛争にどこかの変質者が起こした事件にと、人間なんてくそじゃないかと俺はその時思った。そこで、ダボスに似た言葉で果物のカボスに目をつけ、「カボス≒魅力的な何か」を巡って奪い合いをするアホな人間どもを歌詞にして描き出そうと思った。途中の転調するところは、室町時代の「二条河原の落書」を参考に歌詞を書いた。なんかこの世の終わりというか、末法みたいな感じにしたかった。

 ぜひ聴いてください。

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