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映画「日日是好日」を見て思うこと

「日日是好日」の映画を観て

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あらすじを見ると奇想天外な事や感動で涙する物語ではない感じがしました。しかし映画の宣伝が元でブログ名になり気にもなったので観ました。

季節によって変わりながら基本的には同じ繰返しの茶道の様子が写されていました。その中で仲良しの二人の道が大きく変わっていく人生があったり、大切な人の死別がありました。「当たり前の毎日が繰返えされる幸せ」のセリフに生前の樹木希林さんの生き方が重なりホロリとしました、今日元気に別れた人が明日も出会えるとは限りません、そのためには人と出合う一瞬一瞬を悔いがないように接する簡単そうでがなかなかです。

芸能人や俳優を殆ど知らない私ですが映画「ツナグ」で観た樹木希林さんの配役には引き込まれました。後にご本人の名声を聞いて納得しました。自分も「自らアピールせずに、分かる人だけに分かってもらえればいい」そんな生き方が出来れば最高に思っています。

人生良いことも悪いことも起きます。


良い出来事の時は素直に喜べますが、悪い出来事はそうもいかないのが人情です。人生長く生きていると悪いと思えた事が案外逆だったり、プラスになったと気づく時もあります。私は現在50代半ばで平均寿命から見ればまだ半分ですが、人生のどん底期や多くの転職体験をしてきました。これからはどうなって行くか分かりませんが人生はまんざらでもないと感じています。

心に残っているフレーズ

・直ぐ分かる事は素通りすればいい、あとからしか分からないことはじっくり大切にしたい(こんな内容だったような・・)

・重いものらは軽々と、軽い物は重々しく

茶道の全ての所作は相手への究極の思いやりに感じます。茶器を5回回しても10回回していい、しかしそれでは全体の調和が取れなくなってしまう、細かいルールがあるからこそ個性が出せることもある。

茶道に裏も表もない、あるは「おもてなし」のみ。

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