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訪問介護と重度訪問介護、訪問介護で辛い事もありますが

現在(2023年9月時点)就業している重度訪問介護の基礎知識として調べた事をまとめました。合わせて1年の経験で起きた辛い出来事も末に記載しました。


(高齢者)訪問介護の知識(老計第10条)

訪問介護と重度訪問介護の違い

「障がい支援区分」において、4〜6が重度訪問介護の対象者であるのに対し、通常の訪問介護では比較的障がいの軽い区分の方が対象です。

訪問介護を含めて通常の介護サービスでは、事前に決められた介護計画通りにしかサービスを提供することができません。
しかし、重度訪問介護では日常生活によって生じる様々な介護支援を行う必要があるため、この計画の内容を超えて柔軟に提供することができます。

重度訪問介護について

重度訪問介護の算定方法

厚生労働省

重度訪問介護で辛いこともありますが

重度障害者の介護経験はこれまで5年以上あって想像通りの毎日でした。これまで事業者立ち寄りで会話する事で課題をクリアしていましたがそれが無くなり約1年の重度訪問介護で辛い出来事もありました。

離脱の危機の1つは入職して間もなくの頃でしょうか?前職では利用者さんと1対1でしたが、御本人とご家族さんの関わりが増えました。

ご家族さんが本人のためと私が苦手な事を依頼されて対応困難でトラブルが起きましたが乗り越えて間もなく1年を迎えます。

その後に自宅から30分位の車椅子生活の新規さんが増えました。気分によって感情の波の大きい方で話しが聞き取りにくく、すれ違いでお叱りを受けて凹んだ事がありました。

慣れた方とは冗談を交わしたり暑中ハガキを頂いたりと根は優しい人柄を感じましたが数回の同行研修で翌月は離れました。

翌月の方はベット生活の方で論理的に話される方で初日の帰りに次回のご挨拶話をしましたが、人員配置上の理由でそれっきりになりました。

3ヶ月短期間に3人目の新しい方の介護に入りました。その方は大らかで優しい口調の方でしたが、同行した指導を受けた方の細かい指示で頭がいっぱいいっぱいになり疲弊を感じて帰宅しました。 

介助の要となる大切な立上りの補助のコツが掴めずに上手く出来たり出来なかったりで次回以降に課題を残して1日目を終えました。1人介助が始まったら出来なかったでは済まないので100%上手く行くまでの鍛錬が必要に感じました。

人生上手くいく日もあれば調子の悪い日もあります。訪問介護(特に重度訪問介護)のヘルパーは他の仕事同様に職業、職場の選択の自由はありますがサービスを受ける利用者さんにとってヘルパー無しの選択は無いので、先方のお断りなら仕方無いですが辛くても自分から離脱する事が無いようにと今は思っています。

新しい方の介助に入る時は慣れた方と同行研修があります。介護が上手くても指導方法や伝え方が上手いとか限らないので自分の苦い経験から本来の介護スキル向上と合わせて人に教える技術の向上の自己研鑽も行っていければと思っています。

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