重度障がいの子供が守って(かばって)くれたのかな〜と思えた出来事

私はこんな事を思っています、重度の障がい者(児)って言葉や知能が健常者に比べて不足ぎみだけど念(想い)の力は凄いって。

今日は子供たちの記録帳を書く当番でした。子供たちを受け入れて落ち着くのが15時半過ぎで送迎の送り出しまで1時間ちょっとです。60分で10人近くの記録を書き終えるのは困難でその話しをして実際に間に合わずに不備だらけの実績?!もあります。

事前準備はするのですが、他の方のように記録に集中出来ずに子供の対応をして途中でおやつや排泄、検温を指示もして努力してももはや無理領域です。管理者が手伝おうとしてくれましたが圧倒的な人不足で子供に関わって孤立無援で進めました。

送迎車両の出発間際の17時前に順次書きあがり、遠方の子供から先に出発するのでそのタイミングまでにカバンにしまいました。1番近い私の担当の子供をヘルプのスタッフに手伝ってもらい車まで着きました。

子供を下す順番を聞かれてたので遠方の子供からにしました。すると拘りの強い子供がいつもと座席が違うので大泣きして座席に座らずに抵抗していました。事前の両親との打合せで少しでも変化に慣れるために仮に大泣きしてして時間が掛かっても妥協しない方針でした。

その話しを聞いて管理者がその座席に拘る理由を納得しましたが、泣きわめき時間や音量が大きいので妥協しそうになりましたが、それをすると思い通りにならない時にその行動をすればわがままが通ると学習するので10分たち20分たち指定の座席で座らせる説得をしていました。

長らくすると子供は疲れて指定された席に座りました。車を動かそうとしたらバッテリー上がりがエンジンがかからず気温が高いために子供たちを涼しいデイルールに戻り親御さんに状況説明をしてお迎え可能な親御さんにはお迎えをそれが困難な子供は第一便が戻った車両に乗り込み帰りました。

よくよく考えれば日頃子供の安全を注意するのに人手不足でそれは困難は何らかの不具合が発生します。売上至上ではなく時には受け入れ人数を制限する必要性も感じますが親御さんからすれば大変な子供を少しでも他に預けたい気持ちもあり難しい問題です。

管理者でない私が口出す権限はありませんが、100%の対応が無理なら子供の安全に影響ない範囲の親御さん納得の上で落としてはどうかと思いました。

障害特性上の拘りは経験や慣れで直ぐに低減するものではありません。変化の少ないスタイルの確保が必要に感じました。誤学習の問題もありますがどうしてもやむおえない時以外は子供の心理的負担を極力減らす必要性を感じました。

こんな子供の都合を優先するスタッフを雇ってくれるところはないと思いますが学校の集団活動で負担が掛かっている上にデイサービスでは伸び伸びと気持ちの良い時間を送ってほしい思いがあります。

車のトラブルはそんな嫌がる席にしないで好きを席にすればいいのにと思っている他の2人の子供が車両に掛かって出発停止になったような感じもしました。

勿論ロードサービスから見れば具体的なトラブルの原因は存在すると思いますし途中て躊躇したスタッフも居ますが子供ためにはそれで良かったと聞きました。

言葉が話せずに仮に片言を話せたとしても障害ゆえ信憑性に欠ける。前の寝食と共にするグループホームのスタッフでしたら共通してその方の感覚を掴む人が多いのですが、日中だけの付き合いで成長の大きい子供の場合は子供の気持ちが伝わりにくいのかも知れません。そんな彼らの気持ちが少しでも世間に伝わることを願っています。

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