2)音色を「買う」? ・・・は?何それ?

調理師の私は、日々、料理を作っている時にはなるべく
「何でも手作り」を目指してるのよね。
例えば、ポン酢が無ければレモンや醤油で必要な量を作る。
マヨネーズも卵と油で作る。ピーナッツバターは落花生を剥いて作る。
無論、パンも粉から作る。

なのに、エレクトーンの音色”ごとき”を「買う」??

最新のエレクトーンを買ったのは良いが自分が以前使ってた機種から世代が進み過ぎて、使い方が分からなかった私は、学生時代に習っていた真知子先生と連絡をとり、「チンプンカンプン浦島タロ子ですが、どうしたらエレクトーンをまた楽しめるのでしょう?」と言ったら「楽譜とその曲のレジスト(音色)を買えば楽しいわよ♪」

はあああ?音色なんて自分で工夫して作るもんでしょ?
つか、それも含めて演奏なのでは?

しかしながら、私の性格も技術もお見通しの真知子先生は、「えりちゃん変わってるもんね。難しい曲に挑戦するより好きな曲を楽しく弾いてた方が上手くなるわよ。」と言う。
まあ、そうだろう。これから私は演奏家になりたくておんがくに戻って来た訳ではなく、私の人生の彩の中におんがくを入れたいの。
音を楽しむ事こそがおんがく。

買い方も買うサイトも方法も自力で探して、何とか大まかには分かってきた。
んで結局自分が弾けそうな簡単な曲の音色を探してみた。


ついに私は「自分の演奏に酔いしれる時間」を手に入れる方法を見つけた。

ああ、なんて楽しいの。

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