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オヤジ料理

こんにちは。釣りに行けないので魚を買って捌くことにしたアラ還なんちゃって料理人のホタテマンです。

さて、週末は久々の伊豆大島遠征を考えていましたが、風予報が大荒れ(特に自分が好きな夜に)だったので今週末は諦め、近所のスーパーで海鮮を買い込み自宅で調理しました。

購入場所は横須賀地場有力スーパーのAVE。ここは未だに現金オンリーで、しかも物凄い人気なので週末はいつも混んでいることから普段は敬遠しているのですが、魚関係はかなり充実しているので買い出しに行ってきました。

今回購入したのは50センチ程のイナダ1本と立派なスルメイカ2杯、それにマグロのカマ。更にハツと砂肝と鶏ガラと鶏軟骨です。全部で2500円程度。お値打ち感バッチリでした。

イナダとスルメとマグロカマ


我が家の人達はあまり魚が好きではないのですが、不思議とイカやタコは食べるのでイカは主に家族用。先ずは捌いてゲソはグリルでゲソ焼きに。

味付けは塩コショウのみ

イカの胴体とエンペラ部分は適当な大きさに切って、ざく切りの玉ねぎと一緒にバター醤油で炒めます。この料理の私のこだわりは醤油に九州の方で刺身用に使う甘露醤油を使うことです。甘味が増して食べる人がイカの甘味と勘違いしてくれます。

イカの切り身と玉ねぎ


砂肝とハツは半分を甘露煮風にして、もう半分をグリルで塩コショウをふって焼きました。甘露煮風は少量の水に酒、みりん、砂糖(ザラメ)、醤油とチューブの生姜とニンニクを入れます。

完成品がこちら。

左上からハツの甘露煮、その下が砂肝の甘露煮、真ん中の上が砂肝の塩焼き、下がハツの塩焼き、右上がイカと玉ねぎのバター醤油炒めとその下がイカゲソの塩焼き

同時に鶏ガラで出汁をとり、中華風の卵とじスープも作りました。(写真失念)


さて、食後はいよいよイナダです。ここからはグロイ画像が続くので弱い人は注意です。

鱗を取った状態のイナダ


腹を掻っ捌いたら立派なウルメイワシと小さいマダイかチダイの幼魚が出てきました。ウルメイワシは20センチ程あり、鮮度も良かったので塩焼きにしようか悩みましたが、家族がグロイから止めてくれと言われたので廃棄しました。

お腹パンパンだった理由が判明


3枚におろせました



柵取り完了。下が背身、上が腹身


アラ炊きを作るのでアラも大事にキープ。

アラ取り途中経過


アラは兜割りも終わり、頭とカマと中骨と血合い骨が準備出来ました。

血合い骨は右端の方にチラリ


柵取した身の方ですが、まだ余り脂が乗ってなかったのと、野締めで血がかなり回ってしまっていたので贅沢ですがフライにすることにしました。(アニサキスは確認できず。)普段は工程が多いのでフライは敬遠がちで、主に唐揚げにしているのですが、この日はなぜかフライにしたくなり、しばらくぶりに玉子&パン粉と格闘しました。

油をケチって小さな鍋で揚げることに
油も弱ってきて泡だらけですが、上手に揚がってます(自画自賛!)


お昼に作った甘露煮の残り汁と鶏ガラに着いていた鶏肉をほぐして炊き込みご飯も作りました。隠し味に永谷園のお吸い物をぶち込みます。後、冷蔵庫で弱ってたパプリカも細かく切って入れました。

タルタルソースが無かったので、マヨネーズとスイートチリをかけて頂きました


食後にアラ煮も作りました。私の場合は砂糖(ザラメ)多目の醤油少な目で作ります。この時もあれば甘露醤油を使います。私は料理に使う甘露醤油はフンドーキンのゴールデン紫が好きです。

翌日半分ほど消費。残り半分はまだ冷蔵庫に眠る。


マグロのカマはグリルにぶち込んだまま忘れてしまい、翌日再度焼き直して美味しく頂きました。(写真失念)鶏の軟骨も翌日、残った油で唐揚げにして頂きました。(こちらも写真失念)

以上、ホタテマンの暇つぶしクッキングでした。


弁当にはイナダのフライが入っているんだろうな。。。

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