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原付2種で九州遠征 5日目

こんにちは。アラ還ツアラーのホタテマンです。

この旅も5日目になりました。そしていよいよ佐賀県唐津市小川島に向かう日です。先ずはいつもの恒例行事から。

朝6時に起床。朝食はホテルにお願いしたので7時少し前には食堂に移動。


納豆が嬉しい!


シンプルながら安定の味でした。因みにこの朝食はオプションで、300円で食べられます。しかし最近までは宿泊費に含まれていたとのこと。実質の値上げですが素晴らしいです。

朝食はとっとと済ませ、07:30にはホテルを出発。学生の通学時間でしたので注意しつつホテルの前を走る国道251号を北上。途中、JR諫早駅まで続く島原鉄道の島原駅に立ち寄りました。


島原駅

かなり趣きのある駅です。そして駅前にはあの有名な「島原の子守歌」の銅像がありました。この歌は以前、社会人グリークラブに入っていたころに合唱したことがある歌です。歌詞が意味深でこの銅像を見ていると悲しくなってきました。

そしてこの駅からまっすぐ反対側を見ると島原城があります。朝早かったのでまだ営業していませんが、近くまで行ってみることにしました。


島原城とGN君


朝日を浴びる島原城


島原城から見た東方面


松の間に見える大きな瓦屋根の建物が先程寄った島原駅です。更に城の北側には武家屋敷があるそうですが、今回は見れませんでした。(ここもリベンジ!)

さて、先を急ぎます。今までずっと徳島から西に向かって走ってましたが、ここからは北上です。国道251号線を有明海の西岸沿いに北上します。そして島原半島の北限を西に少し進むと諫早湾干拓堤防道路にでるのでここを進みます。この干拓事業もとても有名で、堤防が出来る前に関を作る為の巨大な鉄板を何キロもの長さで一斉に端から一気に落としていく映像を見たことある人も多いのではないでしょうか?民主党政権時代に総理大臣だった菅直人が野党のころメディアを連れて事業者に詰め寄るシーンも当時のニュースで見た記憶があります。賛否両論ありますが、諫早市内を流れる暴れん坊の本明川の氾濫制御と農地拡大がこの干拓事業の目的だそうです。


堤防道路。黒い点々は羽虫

この堤防は全長8.5キロあります。ほぼ直線で、気持ちいいドライブコースです。


雲仙多良シーライン展望所



堤防から見た有明海側


常にポンプで水をくみ上げて有明側に流すことによって、諫早側の水位が有明海側よりも低く保っているそうです。このことにより、干拓地区の水没を抑止したり、本明川の増水も受け止められるようになるそうです。

干拓堤防を堪能したので旅を続けます。堤防を渡りきると国道207号線にぶつかるので右折して再度有明海の西岸を北上します。この道は直ぐ隣を長崎本線が走っています。更に、国道沿いにある県営バスのバス停の小屋がミカン、スイカ、メロン、イチゴ、トマト等の色んな果物の形をしていて、めちゃくちゃ可愛いです。運転中だったので写真は撮れませんでしたが、次回は必ず全部写真に収めます。

国道207号線は海岸線を行くので、古く狭い道でした。このまま鹿島まではキツイなっと思っていたらナビが左折するよう指示してきます。前を行くトラックとクラウンも左折します。指示通り小長井辺りで左折して、山に向かって進むと突然立派な道路にぶつかりました。この道は多良岳レインボーロードと言う一般道路ですが、道幅もあり直線的なのでとても走りやすい道でした。先行していたクラウンはアッという間に見えなくなってしましましたが、我々も60~70キロ辺りで安定走行できました。勿論、このような山中で平坦な土地があるわけもなく、谷の上を立派な橋がいくつもつなげてあって、インフラコストとしてはかなりのものがあると思います。また、山間は柑橘類の栽培農家が多く、至る所で収穫作業をしていました。

多良岳レインボーロードに入って直ぐに佐賀県に入りました。これで今回の旅九州4県目です。また、道の名前も多良岳オレンジ海道に変わりましたが景色はずっと一緒です。そして佐賀県側は太良町になりました。海岸線の方は有明海で捕れるワタリガニが有名のようなので、次回は食べてみたいです。

オレンジ海道を30分も走ると佐賀県鹿島市に着きます。鹿島では人気釣り系ユーチューバーの釣りいろはさんの事務所前を通過。そのまま国道498号線を北西に進み、県道330号線、345号線、53号線を通りながら武雄温泉を通過し、伊万里にある「ドライブイン鳥」を目指します。

走ること1時間弱、伊万里市街に入り国道202号線を右折すると直ぐに「ドライブイン鳥」がありました。有名なお店でアニメ「ゾンビランド・サガ」にも出てくる聖地なのですが、何とこの日は3月から始めた定休日とのこと。超超超超ガッカリしながら呼子に向かいます。まだちゃんぽんを食べてなかったので代替え案として少し逆方向に進んだ先にある伊万里ちゃんぽんも考えたのですが、あまりにものショックで「ドライブイン鳥」の前を再度通過したくなかったので呼子方面に進むことにしました。途中、少し遠回りになりますが唐津にある井出ちゃんぽんも考えましたが、唐津の交通事情があまり好ましくないこと、少し遠回りになること、そして帰りに通過すること等の理由から止めました。兎に角、呼子を目指すべく県道をうにょうにょ走りました。

そうこうしていると、呼子の手前の鎮西町でちゃんぽんののぼりを発見!いい雰囲気のお店があったのでそこに飛び込むことにしました。

入ったのは「はなびし」。夜はお寿司もやっているようですが、昼は定食メインのようです。我々はちゃんぽん一択でしたが他にも日替わり定食(この日はカレイの煮つけ)等があり、かなり興味しんしんでした。


食堂はなびし


ちゃんぽん!!


お腹も落ち着いたので呼子に向かって旅を続けます。とは言え、目的地までは後数キロ。道も良く知っているので楽勝です。

そしてとうとう呼子に事務所を構える釣り系ユーチューバー「ヒミツキチ」さんの事務所に到着。こちらとは色んなご縁でお付き合いさせていただいております。この日、チャンネル主さんと相棒は既に小川島に渡り釣り動画の撮影中とのこと。勝手知ったる何とやらで事務所にバイクを止め、必要な荷物をもって徒歩15分の所にあるフェリー乗り場に移動しました。


改装中の事務所倉庫にバイクを駐輪


小川島行きのフェリー そよかぜ


途中、まいづるナインで食料を調達し、小川島に持ち込みました。

島に到着するとヒミツキチさんは底物釣りを実施中。どうやら良い型のイシガキダイが釣れたようです。

そして今夜の肴を調達すべく、延べ竿を使ったアジ釣りを実施。ポンポンと20センチ前後が20匹程度釣れました。

そして宴会開始。島の漁師軍団に差し入れしてもらったワカメとサザエ、それにイサキと先程釣ったアジを捌いて食卓に並べます。


ワカメの刺身とメカブ


サザエの塩茹でとクジラベーコン


手前がイサキ、奥がアジの刺身


小川島の漁師軍団

宴会は夜中まで続き、とても楽しい夜を過ごしました。後は居間に雑魚寝。速攻で爆睡し、長い一日が終了しました。

これにて5日目は終了です。

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