2024年5月 原付二種で九州遠征 川辺~島原 編
こんにちは。バイクツーリング中はお尻が3つに割れてしまいそうになるアラ還桃尻ライダーのホタテマンです。
さて、4日目をお届けします。
4日目
今日はひたすら北上し、長崎県島原半島の西側にある小浜温泉に宿泊予定。早速、川辺のホテルのモーニング ビュフェで腹を満たし、07:30にホテルを出発。
先ずは山道を進み、国道270号線を北上。市来で鹿児島市から来ている国道3号線と合流し、更に北に進む。ここからはJR鹿児島本線との並走。川内市内を通過し、鹿児島本線が三セクの肥薩おれんじ鉄道にかわったころ、3号線は海沿いの景色の良い所を走る。この辺りは乗り鉄にも有名だったと思う。そしてトイレ休憩に止まったのが「道の駅 阿久根」。
休憩後、3号線を更に北上し北阿久根で国道389号線に乗り換え、長島方面に向かう。長島はまだ鹿児島県。今では黒之瀬戸大橋で繋がっているのでそのまま渡れる。
この展望台、道の駅「黒之瀬戸大橋 だんだん市場」の駐車場の奥から登っていくのだが、普通にしてたら気が付かないと思う。私の場合はたまたま橋を渡っている時に展望台から橋や海峡を覗いている人たちが見えたので興味を持った次第である。登ってみるとまだその人たちが居て、どうやら地元の方たちが訪ねて来た知り合いに案内していたようなのだが、自分のナンバーを見てびっくりしていた。その中の一人が「先日、愛媛からここに来てましたよ!」と言うので「私からしたら、愛媛県は九州のお隣さんではないですか?」と返してしまった。彼らからするとわざわざ四国からと言う感覚なのだろうが、関東の自分からすると四国も九州も一括りで見てしまう傾向があることを再認識させられた。
道の駅から30分程北上すると三和商船の蔵之元フェリー乗り場に到着する。これで5本目のフェリーだ。ここから海を渡って天草に上陸予定である。
到着したら珍しい原二のホンダクロスカブが居た。ナンバーは江東区、東京である。同じ原二の関東勢と言うことで直ぐに声を掛けたら以外と若いアンちゃんで色んな楽しい話が出来た。実は前日に佐多岬で見かけていたのだが、その時は何故か声を掛けそびれたのでここで再会できてよかった。
話をしてみると、学生時代は自転車で色々旅をしていたらしく、バイクはまだ始めたばかりだとか。同じ関東勢で同じ原二乗りなので、とても親近感が持て、楽しい会話だった。
天草は熊本県である。よって、いきなりのくまモン推しが始まる。全国のゆるキャラの中で最も成功したのがこのくまモンだろうか?あまり詳しくはないが、船橋の「ふなっしー」や彦根の「ひこにゃん」なども有名だが、やはり経済効果ではこの子がナンバーワンだろう。
第二天長丸は総トン数577トンで比較的小型の部類に入るが、昨日乗ったフェリーなんきゅうが150トン以下とあまりにも小さかったので、逆に大きく感じてしまった。
この日は朝方は曇っていたが、このころには快晴でとても気持ちの良い気候になってきた。
天草の下島にある牛深港までは約30分の船旅。牛深に近づいて来ると牛深ハイヤ大橋が見えてくる。ハイヤとは牛深を出港して北上する帆船にとって欠かせない南風のこと。牛深にはハイヤ祭りなるものもあるそう。
さぁ、ここからは熊本県。しかし今回は天草を通過するのみ。この後は再度フェリーに乗って長崎県の島原半島に向かうのだが、その前に一ヵ所立ち寄る予定。
天草は予想以上に大きく、また山深く、素晴らしい島だ!次回は宿泊してゆっくり見て周りたい。
途中、「道の駅 宮地岳かかしの里」の前を通過したのだが、あまりにも異様な景色にそのまま素通りしてしまった。
そして到着したのがこちら。
ここは日本のキリシタン文化と島原・天草一揆に関する資料館。どちらかと言うと一揆に関する情報が多かったと思う。館内は撮影禁止だったので写真はなし。最初は私と初老のご夫婦のみだったのが、東京のミッション系女子高校の女学生200名が観光バス5台で押し寄せ、あっと言う間に囲まれてしまったのでとっとと退散したのは言うまでもない。
キリシタン館から北上すること30分、島鉄フェリーの鬼池港に到着。
鬼池でフェリーを待ってると「つくば」ナンバーのご夫婦ライダーが2台で登場。色々とお話をさせて頂きました。
これでフェリー6本目。
この航路は有明海の口元になり、潮も早いと思われるが30分程で対岸の島原半島の口之津港に到着。
去年の九州ツーリングの際は阿蘇山アタックの後、熊本市の熊本新港から九商フェリーで有明海を横断し、島原港から上陸した。今回は南端の口之津港から西側を北上し、今夜は小浜温泉で宿泊予定。
小浜温泉に向かう途中で見かけた景色がこちら。
そしていつもの通り、地元スーパーを攻めたのだが、この辺りにはあまり大きなスーパーがなく、全日食チェーン系列のナカムラで食料を調達。
本日の宿に到着。小浜温泉の浜観ホテル。立派な温泉ホテルだが、どうやらコロナ渦を経てビジネスモデルを改良し、インバウンド客向けの安価な宿泊施設になった模様。たとえば、フロントには24時間スタッフが詰めておらず、メインの自動ドアは深夜~午前6時までは部屋の下記を使って起動したり、午前8時から正午までもまたスタッフが詰めていないのでチェックアウト時のルームキー返却はカゴに投入方式だったり、朝食は弁当だったりと色々工夫している。しかしながら、大浴場は古いが立派だった。
九州に来るといつも思うのだが、関東と比べて日没時間がかなり遅い。
風呂上りに少し近所を散策。
ナカムラでゲットした夕食はこちら。
旅も4日目になるとかなり疲労が蓄積しているようで、この日も一杯やったら睡魔に襲われ直ぐに寝てしまった。
明日はこの旅第2の達成項目へ向かって移動予定。
乞うご期待!
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