新刊間に合わなかったので最近見たもの大放出①

J:えーどうも。文学フリマ大阪で新刊を出すつもりでしたが間に合うどころか間に合っていないということに気づいてすらいないまま作業を進めていましたが、当然間に合うわけがないので頒布予定だった内容を放出していきます。
H:前置き長いし、愚かすぎるな。
J:まずは、とりあえず見てみたけどイマイチだな……と思って見るのをやめてしまったものとか、一つの記事に割くほどでもないなとか、まだ見てる途中のものとかをご紹介します。
H:サーズデイ警部が出てるあのドラマにはガッカリしたよ!
J:アントワーヌとマリーヌ〜プロヴァンスの事件簿〜ですね。刑事モースで、若かりしモースの上司役を演じたロジャー・アラムが出ています。
H:プロヴァンスはフランスか……フランスドラマか……フランスドラマと言えば、アート・オブ・クライムがあったし、面白いといいな……。ん? フランス語じゃない? サーズデイ警部??? あれっ……? イギリス人……?
J:イギリスなのかフランスなのかわからなくなってくるドラマでしたね。
H:よくよく調べたらイギリスで作られてるし、英国ミステリーって謳い文句だし、正直な感想を言うと特別面白いわけでもない。1話目で諦めました。
J:あんまり内容が頭に入ってこなかったです。
H:1話目で疑問を抱いてしまった時点でアウト。はい、次。
J:心配性刑事ワーグナーの捜査。
H:心配性? 潔癖症の間違いなんじゃない? はい、次。
J:警視バンクロフト。
H:怖すぎた。
J:ホラーよりも恐ろしいと感想書いてる人がいたくらいですもんね。
H:いや本当に。そこまで真剣に見ていなかったけど、あまりの恐ろしさに震えたね。
J:次のシーズンでは警視正に昇格していましたしね。
H:あー、怖い怖い。
J:興味があれば皆さん見てみてください。女警視バンクロフトが事件を解決! なんて思っていたらどんどん恐ろしい方向へ進んでいきますから。
H:これは本当……ネタバレできないから……。次へ行こう。
J:『私のおばさんは推理作家3姉妹!』
H:これは続きが見られるならまた見たい。
J:主人公マチルダの行方不明になったお母さんに何があったか知りたいですもんね。
H:何だよその邦題って感じだけど。
J:邦題を見れば主人公のおばさんは3姉妹で推理作家なんだな。このおばさんたちが事件を解決していくのか? というところまでは想像できますけどね。ちなみに原題はQueens of Mystery。ミステリの女王と言えばクリスティーですが、おばさんは3姉妹なので複数形ですね。
H:邦題もそれでよくない?
J:邦題が微妙と言えばIQ160清掃員モルガンは捜査コンサルタント。
H:ラノベかよ。
J:原題はHPI。英語だとHIPになるらしいです。何の略か英語で言うと、High Intellectual Potential
H:邦題にもある通り、主人公のモルガンはIQが高い。ギフテッドって言葉を聞いたことある人もいるんじゃないかな。
J:IQが高いがゆえに、人間関係が上手くいかないんですよね。で、ひょんなことから警察の事件捜査を手伝うことになる……なんかホームズもそんな感じしませんか?
H:言われてみれば……。特に現代版だとより近いものがあると言うか……
J:ホームズさんもそうですか?
H:いや……違うと思う……
J:自分で否定するのって虚しいですね。――心配症刑事が微妙だったので、フランスものはあんまりかなとこっちが心配になりましたけど、予想に反してモルガンは面白かったのでよかったです。
H:そうだねぇ。最後まで見られなかったから、機会があったら完走したい。
J:コメディ要素強めなので楽しめると思います。
H:CSIパロディは笑った。
J:フランス繋がりでアート・オブ・クライムの話を。
H:ルーブルとかオルセーとかフランスだからこそできる美術犯罪捜査……っていうところに惹かれて見てたけど、最近シャサーニュの相棒である刑事のアントワーヌに対する恋愛感情が爆発してて、事件の内容が頭に入ってこなくなってきたんだけど。
J:爆発してますね……目的が何なのか忘れそうになるレベルです。
H:最初は、美術絡みの事件だってことで新鮮だし面白いなと思って見ていたんだけど、結局この凸凹男女コンビの行く末はって話になっていってしまっているような……
J:ホームズさん、せっかくのゴッホ回半分寝てましたもんね。
H:寝てた。完全に寝てた。かと言って見直そうとも思わない。
J:今後どうなっていくのか。場合によっては見なくなるかもしれません。次はヴェラ〜信念の女警部〜
H:これは見よう! 見るべし! 何で私はちゃんと見なかったんだろう? と最近後悔し始めているくらい。
J:おばさん警部が活躍する刑事ものです。おばさんだから、派手なアクションとかはありません。
H:勝手に英国らしい作品だと思ってる。英国らしさがどんなのかわからないけど。
J:原作も人気のようですし。
H:それ。原作。ちょっと読みたいなと思ってたんだけど、嫌な予感がしてたんだよ。そしたら案の定。翻訳されておりませんでした。
J:他のシリーズは翻訳されているのにまさかのですね。
H:英語で! 読めというのか! 放送したのなら日本語訳を出してください! 英語で読むのは多分無理!
J:中の人の心の声が炸裂しました。
H:ヴェラは良い作品だと思うのでおすすめです!
J:次にいきます。クラリス。
H:何で打ち切りなんだよー!
J:悲しいことにシーズン1で打ち切りとなりました。かの有名な「羊たちの沈黙」に登場するFBI訓練生クラリス・スターリングが主役のスピンオフドラマです。バッファロー・ビル事件から1年後という設定で物語ははじまります。
H:マッツ・ミッケルセンがレクター博士を演じたドラマ「ハンニバル」も良かったけど、クラリスはクラリスで良かったんだよ! なのに打ち切りて!
J:ファンからすればレクター博士が登場しないことがどうも不満要素だったようです。レクター博士も簡単には登場させられないという大人の事情もあるみたいですね。
H:クラリスが主役なんだから、クラリス中心でいいんだよ。そこにレクター博士はいなくていいんだよ。ハンニバル・レクターのシリーズだと思うから不満が出るんじゃないのか? スピンオフだぞこれは。
J:ホームズさん、めちゃくちゃ怒ってますね。
H:怒るわ! つまらんと思った人もいるようだけど、個人的には楽しめました。楽しい要素は全くないけど。
J:なかなかえぐかったですね。特捜部Qシリーズのカルテ番号64並に嫌悪感を抱きました。
H:女性なら特にね。
J:特捜部Qも面白いので興味ある方はぜひ。
H:主演が変わって発狂するけどね。
J:話がそれましたが、もう続きは拝めないクラリスですが、ひたすら暗いのでおすすめです。
H:それはおすすめできてるのか?
J:本当はまだあるのですが……次で最後にしましょうか。CSI:ベガス。
H:待ってましたー‼︎ 俺たちのグリッソムとサラが帰ってきたー!
J:科学捜査ドラマの金字塔とも言うべきシリーズですね。知ってるいる人も多いのではないでしょうか。
H:ラスベガスを舞台としたCSI:科学捜査班を筆頭にCSI:マイアミ、CSI:ニューヨーク、CSI:サイバーなどスピンオフも大人気のシリーズだぞ。サイバーの人気度はちょっとわかんないけど。
J:中の人の一番推しはやっぱり科学捜査班もといラスベガスですね。
H:そりゃそだろー!
J:テンション上がってきましたね。
H:しょうがないだろ! 同世代なんだから!
J:CSI:ベガスは、一応科学捜査班シリーズの続編という立ち位置のようです。かつてのメンバーは揃いませんでしたが、主任だったギル・グリッソムと紆余曲折あったものの晴れて妻となったサラが、ベガスに戻ってくる! みたいな感じですかね。
H:グリッソム夫妻がいてくれれば何も言うことないです。模型殺人が一生忘れられません。
J:ラボも新しくなって、チームも新しくなって……それでも変わらず自分の正義を貫く人がいるというのは何だか安心しますね。
H:グリッソムやサラのようなベテランと一緒に捜査する若い人たちを見るのも何だか新鮮で良かったよ。
J:ユーモア担当のホッヂスがユーモア担当じゃなかったのはさみしかったですけどね。
H:仕方ないさ……話の内容的に……
J:次のシーズンも決定してるみたいですが、目的は達成したし、グリッソムたちは登場しないんですかね、やっぱり。
H:出てほしいけどなーせめてサラだけでも!
J:完全に新体制でいくのか。それがどうなるかによって見る見ないが決まりそうです。

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