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SixTONES「慣声の法則inDOME」 2023/4/21 半年遅れの備忘録

2023/11/1(木)にSixTONESのライブDVD&Blu-ray「慣声の法則 in DOME」が発売されるまで残すところ2日を切りました。発表されたときは待ち遠しくてしかたなかったのに、気づけば明日にはフラゲ日という大人になってからどんどん早くなる時間の流れが嬉しいような切ないような…!!

ありがたいご縁に恵まれて、4/21(金)の東京ドーム公演初日に参加することができました。
SNSに入りきれない分を自分のために書くだけ書いていたライブレポ、半年遅れの変なタイミングですがせっかくなのでまとめなおしてみました。

あくまでも個人の記憶に基づく個人のための記録なので正確性には欠けます。トーク内容や発言についてもこんなニュアンスだったんだなくらいのざっくりしたノリで読んでいただけると幸いです。

席:2階3塁側最後列
最上階なのでとにかく高かった!!階段が急斜面なので移動はちょっと怖かったです。ステージまで離れているけど正直参加できるだけで嬉しかったので距離に関しては気になりませんでした。
会場全体が一望できるので演出を満遍なく感じられるのは素直に楽しかったし、こんなに離れているのにも関わらずOPからEDまで一貫して距離を感じさせず会場の一体感を生みだすパフォーマンスをたった6人で作り上げているSixTONES、すごいなって感じでした。


1.セットリスト1~6


18:00開演

① Overture -VOICE-

メインステージ(以下メンステ)に並ぶ6つの顔を模したオブジェ(モアイ像みたいだった)の口から6人が登場。歌いながらゆっくりと降りてステージ上へ。

アカペラで始まる楽曲だけど全員よく通る声で音程や声量も安定していて、生歌でこの安定感を保つことが技術的にどれだけすごいのか音楽に疎い自分では分からないのがもどかしくもある。
曲の歌い出しを担う北斗くんがプレッシャーだったとインタビューで話していたけれど、確かにこのグループの記念すべき初ドームのステージで、何万人もの観客が見守るこの雰囲気と空気の中で無伴奏で第一声を発するって、素人の自分が想像するだけでも身震いしてしまう。改めてすごいなぁと。

衣装は6人とも白をベースにした金や黒でまとめたゴージャスなビジュアルで、ファーを巻いたりゴールドのアクセサリーをじゃらじゃらさせていてなかなか治安悪めでした。(めちゃくちゃ良かった)

② Amazing!!!!!!
メンステの中心で順番にステージに座り込んでいく6人のポーズから次曲を察したファンの歓声が響いて会場のボルテージが一気に上がる。
東京ドームのメンステという広い場所であぐらをかいて座るフォーメーションにも関わらず大きく見える6人の存在感の強さ。
セトリの2曲目にこの楽曲を持ってくる彼らが、グループの歴史とファンを本当に大事にしていることに胸がぐっと熱くなる。

髙地くんのメインパート「愛が欲しけりゃ任せろLOVE」で手でハートを作ってそのまま指を広げる振り、過去のライブ映像で見ていたけど、生で見るとかわいさ激増で大変でした。ごりごりに治安の悪い見た目であんなに可愛い29歳がいていいのか。

③ NAVIGATOR
メンステからセンターステージ(以下センステ)へ歌いながら移動。先陣を切るジェシーくん、ライブの彼はステージの上が本当によく似合う。存在感にオーラがあるというか。なんだろう、覇者とか帝王とかそんな言葉がしっくりくるような、その場の空間を自分の色に染める力がある人だなぁと思った。

④ シアター
⑤ Waves Crash
⑥ IN THE STORM

2.MC(挨拶)


IN THE STORMが終わってひとりずつメンステに登場して挨拶。

トップバッター:ジェシーくん
「どうも!ジェシーのSixTONESです! 逆だね!!右向き!左向き!ムッキムキ!盛り上がっていきましょう!」
安定のギャグに一瞬で会場の空気がぱっと明るくなる。ジェシーくんの笑顔って引力が強くて安心感がすごい。

2番手:大我くん
無言で手を耳に当てる→観客「???」
「うほほーい」→観客「うほほーい!」
「ハハッ」→観客「ハハッ!」
「ハハッ僕ミッキーだよ!」→観客「ハハッ!僕ミッキーだよ!」
「違うだろ、お前らミッキーじゃねぇだろ」→観客「???」
「俺のミニーちゃんだろ」→観客一斉にキャー!!!の大歓声
大我くん、天然気質なところやアーティスト色の強いイメージがあったけど、華麗なる掌の平での転がしっぷりにアイドルの本領を見た気がしました。彼もまた職業アイドルの人なんだなぁ。

3番手:北斗くん
「いらっしゃいませー! いらっしゃいませー! 画面タッチいいですかー?思ったよりステージが遠いと感じた方いらっしゃいますかー?思ったより近いと感じた方いらっしゃいますかー?『思ったより遠いじゃん』と感じた方、大丈夫です。思い出になるようなライブになります!・・・ではのちほどー」
『ではのちほどー』だけ急にテンション低くてくすっと笑ってしまう。北斗くん、端正な顔立ちで正統派イケメンなのに喋りだすと真顔でボケたり深夜ラジオみたいなテンションになるのが面白い。そっと観察していたい。

4番手:慎太郎くん
「はい!どーもー!ようこそ!東京初日の割には声小さいんじゃない??全員見えてますよー!!最後まで盛り上がっていきましょう!!!」
明るくて朗らかで元気印のかたまりのような慎太郎くん。立っているのはドームのステージだけど、なんて晴天が似合いそうな人なんだろう。

5番手:髙地くん
「どーもー!SixTONESの髙地優吾!!声出てますかー!スタンド声出てますかー!アリーナ声出てますかー!東京ドーム声出てますかー!!盛り上がっていきましょう!よろしく!!!」
溢れんばかりの笑顔と明るい挨拶、なんかすごくアイドルっぽい!!!…いやこれアイドルのライブなんだわと思い出す。

ラスト:樹くん
「お待たせ、夢の東京ドーム、俺ら6人とみんなの声しかしないから最高でしょ?今日はいろんな思いをぶつけてほしい!よろしく!」
ファンが言われたら嬉しいであろう言葉をこんなにも的確に投下してくれる樹くん、アイドルの鏡すぎない?自分の言葉を選んで話すことに長けた人だなぁと思う。

3.セットリスト7~15


⑦ Boom-Pow-Pow!
ドーム外周6か所に設置されたクレーンに乗って歌唱。どの客席もノリノリでペンラを振る景色が2階から一望できるのが楽しい。ライブってよく参戦するって言い方をするけど、ただ見て聴くだけじゃなくて会場にいる全員が参加してアーティストと一緒に作りあげる空間でもあるんだなぁと改めて。(ペンラは持っていなかったけど同行させてくれた方が貸してくれました。感謝!)

⑧ Risky
⑨ Dance ALL Night
⑩ OPA!(樹&慎太郎)
トロッコ(?)に乗って客席の間を移動しながら歌唱。装飾がキラキラ光るトロッコがディズニーランドのパレードにありそうな雰囲気で可愛かった。曲調もあるけど樹くんと慎太郎くんのふたりが並ぶと陽キャ感というかクラスの1軍っぽい雰囲気だなぁと。ナイトプールとか似合いそう(偏見)

⑪ ふたり
⑫ オンガク
⑬ 人人人
メンステに集合して上から降りてきたマイクを使いながらノリノリで歌う6人が本当に楽しそう。
曲中でジェシーくんがマイクを前方に投げるように飛ばしてそれを髙地くんが取りに行って戻す→またジェシーくんが飛ばして髙地くんが取りに行く流れを繰り返してわちゃわちゃするのを双眼鏡越しに目撃してしまった、眼福。

⑭ Drive
改造ジープが登場。SNSで噂を聞いていたけど想像よりかなり大きくてゴツイ車体にこれでドーム外周するの?ほんとに?と勝手に戸惑っている間にどんどん乗り込んでいく5人。運転手は頼れるダディこと髙地くん。運転席にカメラがついていてモニターに表示される。
ステージから外周へ降りる坂道の傾斜はかなり急で外周の幅も決して余裕があるものではないので、あそこで5人を乗せてさらに自らも歌いながら運転する髙地くんの運転技術と信頼感あっての演出なんだろうなぁ。
正直自分があの場であの車でメンバーを乗せて運転しろって言われたらむりむりむり勘弁してくださいって土下座してしまう。。。
Twitterでも呟いたけどおそらく本来ならプロのドライバーに任せるのがセオリーだと思うけどそれを敢えて自分たちで運転するのも、ずっと6人でステージに立ってきた彼らの『パフォーマンスするなら6人で』というライブに対するこだわりが垣間見えた気がして、すごいなと思った。

⑮ ABARERO
メンステで歌唱。広いステージを感じさせないダンスパフォーマンス、最高に格好いい。紫のゴージャスなロングコートを着こなすジェシーくんはやっぱり帝王だった。
(紫のロングコート、てっきりファサファサのファーコートに見えてけど違った)

4.MC


ドリンクの入ったカゴを運ぶ髙地くん(自分たちで運ぶんだ!)
大我くん・ジェシーくん・慎太郎くんはバックへ下がり、髙地くん・樹くん・北斗くんの3人がメンステ中央の階段付近でトーク

※MCのトーク内容と発言者は不明確な部分も多く正確性に欠けます。あくまでこんな雰囲気だったとニュアンスで読んでいただけると幸いです。

髙地「あちい~!」
樹「俺らもうアラサーですよ」
北斗「最年長は29を迎えました!」
髙地「29歳になりました!」
会場からおめでとう~!の声
髙地「ありがとうー!」
にこにこしながら手を降る可愛すぎる最年長
髙地「30になったら年齢非公表にしようかな」
樹「今バレてるから意味ないだろ」
北斗「5年だけ非公表にする?」
樹「今バレているんだから意味ないだろ!」
髙地「あはは!」

着替えた3人が戻ってくる

ジェシー「レディース盛り上がってるかい!メンズ盛り上がってるかい!キッズ盛り上がってるかい!」
この観客への煽りってここだったかな?ちょっと曖昧。
大我「Travisのみんなも元気かな?」
樹「聞いてみたら?」
大我「Travisのみなさん元気ですか〜?」
客席のTravis「イエーイ!!」→観客キャーー!!!!!!
樹「俺らのライブくればチケット代だけでTravisも見れるからお得だよね」
髙地?「こら(笑)」

樹くんがNAVIGATORのバミリ(立ち位置)について東京ドームは広いから分かりづらくて心配という話をすると
大我「じゃあ位置確認しとく?」
樹「いやいいよ笑」
髙地?「やっておこうぜ」
慎太郎?「いいよやろやろ」
樹「いやそこまでやらなくていいって!笑」
制止を無視してぞろぞろ動き出す5人に途中で諦める樹くん。
樹「あー・・・うん、じゃあみなさんすいませんね、SixTONESを5人も動かしちゃって」
めんどくさいなこいつら~しかたないな~って感じで笑いながら他の5人を見る樹くんの表情が優しくて双眼鏡越しにとんでもないものを見てしまった。

立ち位置の確認後だったと思うけど、
おもむろに切り出す慎太郎くん
慎太郎「俺、東京ドームに来たらやりたいことあったんだよね!」
樹「なに?」
突然立ち上がってペッパーミルポーズを始める慎太郎くん。すかさず慎太郎くんの前に移動して皿を持つふりをする北斗くん。そのまま座り込んで何かを食べるジェスチャー。
樹「(慎太郎くんに)お前こんなところで・・・ださっ!!(笑)・・・てか(北斗くんを指して)粉チーズかけてパスタ食べてるやついるから!(笑)」
突っ込みを受けて満足そうな慎太郎くんと北斗くんでした。

これなにが粉チーズなんだろう?って思っていたけど野球選手のヌートバーのペッパーミルパフォーマンスだったんですね。ちょうどWBCで盛り上がってる時期だし何か元ネタがあるっぽいとは思ったけど野球に疎いので見たときは分からなかった。



樹「きょも喋らないならマイク置いていいのよ?」
大我「同じだけお金貰ってるから喋るふりはしないとじゃん?」
ジェシー「大我は歌で声出してるからね」
大我「そう、喋らない分フェイクとかで声を出してるから(笑)」

今日は気温が高くて外も暑い!という話から
髙地「みんなうちわで扇いでね」
北斗?「暑いなって方は『あちぃ~』って言ってみてくれない?せーの」
観客「あちぃ~」
ジェシー「じゃあそのあとにみんなで『こーちぃ~』って」
カメラで抜かれる髙地くん、自分が映されていることに気付いて一瞬驚いたあと照れたようにふにゃっと笑う。にこにこっていうよりふにゃ~っとした特大かわいい笑顔で会場がきゃー!ではなくかわいい・・・!とざわざわする。
樹「おじいちゃん喜んじゃってるから(笑)じゃあ『あちぃ~』のあと『こーちぃ~』って言ってもらっていいですか?」
ジェシー「せーの」
観客「あちぃ~!こーちぃ~!」
さらに照れた髙地くん、タオルで口元を隠すけど溢れ出るふにゃふにゃのビッグスマイルにかわいい・・・!!とざわざわする会場。隣にいたジェシー担のお姉さんが「髙地かわいい・・!」と呟くのをしっかり聞きました。
樹「髙地のことこれ以上幸せにすると笑いジワが増えちゃう」
大我「じゃあ『ポチぃ~』って言ってみて」
ジェシー「あちぃ~こーちぃ~ポチぃ~ね」
カメラで抜かれる北斗くん。一瞬驚いたあと笑顔になって
北斗「ええ?俺ぇ??💦」←ここの北斗くん、めっちゃ笑顔でかわいかった
ジェシー「せーの」
観客「あちぃ~!こーちぃ~!ポチぃ~!」
それを聞いた北斗くん、四つ足になって階段の端に移動しおもむろに片足を上げて嬉ションし始めて爆笑する会場。慌てて北斗ポチに駆け寄って観客から見えないように隠すメンバー。このとき大我くんが何かしてるなぁと思ったらどうやらお尻を拭くジェスチャーをしていたらしい。どうやら北斗ポチの飼い主は大我くんだった模様。
北斗「嬉しすぎて嬉ションしちゃった」

MC中、会場の広さから客席に声が届いているのか心配になりだすメンバー
北斗「反響とか音ズレとかどうなんだろうね?MC聞こえてるのかな」
樹「2階で聞こえないよ~って人、ペンライト振ってみて!」→振ってる人がいた?
北斗「やっぱり聞こえてないみたい?」
樹「僕たちは最善を尽くしてるんで諦めてください!」→会場笑
北斗「彼あんなこと言ってるけど、実は一番頑張ってるんで」
樹「アンコールの時、上にめっちゃ手振ってやるからな!」
髙地「上の方!どうせ見えてないんでしょって思ってるかもしれないですけど意外と見えてますからねー!」

樹くん、MC力と適応力が生で見るとさらに鋭くてさすがだった。突っ込みと気遣いと周囲を見る力と進行力が高いし客席との距離感も観客への煽りも絶妙で、生粋の人たらしって感じでした(褒) 

MC終盤で順番に告知タイム

慎太郎くん→ドラマ、鉄腕ダッシュ、
大我くん→ドラマ、映画(だったかな?曖昧)
髙地くん→舞台、スクール革命、
ジェシーくん→映画、舞台(たぶん)
北斗くん→映画、フィットチーネグミ、オールフリー、ECC等
樹くん→オオカミ少年、ラジオ
(順不同)

ECCの告知が面白くて印象的だった。
北斗「英語が得意だよって人~?」→観客ぱらぱらと手が挙がる
北斗「そんなあなたはECCティーチャーになってください」
北斗「英語が苦手だよって人~?」→観客たくさん手が挙がる
北斗「そんなあなたはECCジュニアになってください」
ジェシー「日本語が得意だよって人~?」→観客たくさん手を挙げる
ジェシー「僕に教えてください」→会場爆笑

ジェシー「リボルバー・リリーの公開が8/11?9/11?どっちだっけ・・・?」
樹「赤ペンラ持ってる人に聞こうよ。(近くのお客さんに)そこの・・・そう、どっちだっけ?わかる?」
しかし聞かれたお客さんも分からなかったようで
樹「お前さてはなんとなく赤にしてただけか?!(笑)」
髙地「赤のペンライト持ってるだけの人になっちゃったね(笑)」
客席を巻き込みながら最終的に手元のタブレット(もしくは紙)で確認してて笑ってしまった。

ラスト樹くんの宣伝
樹「俺には!!!!オオカミ少年とラジオしかありません!!!!(くそデカボイスに会場爆笑)この2つがなくなったら暇になってしまいます!!!!コンビニバイトしないといけない!!!!!だから皆さんいっぱい見ていっぱい聴いてください!!!!!」
オチをかっさらう樹くんの見事な話術に会場が爆笑だった。

日程等の間違いがないように都度タブレット?紙?を確認しながら告知を進めていました。

告知が終わり、メンバーが飲んでいたドリンクをカゴに集めて片付けにいった髙地くんを途中で樹くんが呼び止めて2人でタブレット?紙?を見ながら何やらひそひそ。この先の展開を踏まえるとおそらく進行の確認をしていたのかなと。

再度メンステに集合する6人。
次の曲に行くのかと思いきやまだMCが続く。

リーボックの話
樹「俺、昨日渋谷のリーボック前通った」
北斗「えっ俺も昨日通ったんだけど?!」
樹「◯◯時?くらい。(聞き取れなかった)(SixTONESの広告と)写真撮ってる人がいた」
北斗「えっマジで俺もそのくらいの時間!」
このときの北斗くん、樹くんと同じタイミングでお店のそばにいたのが嬉しかったらしくぱーっとテンションが上がっていたけど華麗にスルーされていて不憫かわいかった。
髙地?「俺もこうやって(上手に移動して)自撮りした」
ジェシー?「俺も自撮りしたことある!」
慎太郎?「じゃあ俺もやっていい?」
自撮りポーズをしながら徐々に立ち位置がずれていく樹くん以外の5人。
樹「ねえちょっとズレてるから!」
お構いなしに話しながらどんどん上手に進んでいく5人。
5人を止めようとする樹くんも上手に移動し、上手通路のステージ上に引いてあったライン(?)を挟んで、なぜか樹くん対5人の構図に。
北斗「ほら超えてみろよ!」
髙地?「ジャンプして超えるんだよ」
ジェシー?「お前も楽になれよ!」
謎の煽りを受ける樹くん、最終的にジャンプしてラインを越え、世界線が変わるらしい5人のもとへ。
そのままわちゃわちゃと話し込む6人。
おもむろにOPA!で樹くんと慎太郎くんが使ったトロッコを見つけ全員で乗ろうぜ!と画策していると突然照明が消えて真っ暗になる。
長尺すぎるトークでスタッフさんに怒られるやつだ!と思いながら見守っていると、突然ピアノの音色が響き、察した観客席から大歓声が沸き起こる。

メンステ中央からYOSHIKIさんがピアノでエンドレスレインを弾きながら登場。
MCということで座っていた観客が一斉に立ち上がって大歓声がドームに響き渡る。たぶん今日一大きい歓声だった。

生YOSHIKIさん、冗談抜きに発光して見えました。自席からだと肉眼で豆粒サイズの距離感なのに輝いて見えるの一体どういう原理なのかさっぱり分からないけどとにかく輝いてた。人間が発光しているのを初めて見た。(してません)

メンステに集まる6人。
樹「YOSHIKIさんに来ていただきました!」
この日のために来日したというYOSHIKIさん。
慎太郎「(客席へ)よかったらペンライトを赤に…」
(慎太郎くんのこの発言が絶妙なタイミングでめちゃくちゃナイスだった)会場が徐々に赤く染まっていく中、YOSHIKIさんが紅を弾き出す(たぶんアドリブだったっぽい?)
盛り上がる会場とピアノに合わせて歌い出す大我くん。慌てて大我くんを止めようとジェスチャーする樹くんと、止めようとする樹くんを横から止める北斗くん(髙地くんだったかも)
笑顔で見守るジェシーくん慎太郎くん。
響きわたる大我くんの透き通ったハイトーン、急なアドリブにも関わらず、この高音をここまで安定して歌えるものかと生の歌唱力の高さに感動

5.セットリスト16(ゲスト:YOSHIKIさん)


⑯ Imitation Rain
紅一色に染まった東京ドームのメンステでYOSHIKIさんが引くピアノの横に並んで歌唱する6人。間奏ではYOSHIKIさんがピアノからドラムに移動してドラムパフォーマンス。YOSHIKIさんのドラムに合わせて樹くんのラップ。ここのパフォーマンスめちゃくちゃにかっこよかった。

余談だけど、わたしがSixTONESのライブに行きたいと思ったきっかけがYouTubeで見たFeel da CITYのライブ映像で、ペンラのグラデーションに染まる会場に響く6人の歌声が本当に素敵でいつか自分もこの中に一人になりたいと思ったんだけど、それがまさか赤一色に染まったドームのステージでYOSHIKIの演奏を囲み歌う6人を見れてしまうなんて、一生分の運気を使い果たしたとしか思えない。
ありきたりな言い方だけど、こんな夢みたいなことがあるんだなと思った。

歌唱後、せっかく赤く染まった観客席をバックに写真を撮ろうとYOSHIKIさんの提案でピアノ前に集まるSixTONES。
せっかくなら観客席が映るようにと6人が後ろに下がると一人残されたYOSHIKIさんが「一人は寂しいな…」とポツリ。すぐさま樹くんが「ジェシーが隣にいきます!」と言い隣に移動するジェシーくん。YOSHIKIさん可愛すぎんか。

撮影後、ジェシーくんが「もう一つ夢がありまして…よかったら僕たちとドライブしませんか?」とお誘いしてDriveのジープが再び登場。6人とYOSHIKIさんが順に乗り込む。
YOSHIKIさんが「写真撮りたかったけど(ピアノのところに)スマホ置いてきちゃった」と言うと慎太郎くんさっと車を降りてメンステ中央にダッシュで取りに行く。
YOSHIKIさん「ありがとう」
慎太郎「いえ!ぜんぜん!」
しっかり者の末っ子。

そこから撮影会に。YOSHIKIさんが動画を撮ろうとするけど録画ボタンが押されておらず、それをジェシーくんか樹くんだったかに教えてもらうとちょっと照れたようにはにかむ様子がとてもキュートで一気にほっこりする会場。
写真を撮って盛り上がっていると運転席にいた髙地くんが「あの~YOSHIKIさん、俺それ写ってないっすよね?」とメンタルの強い一言。そのあと髙地くんも撮影会にしっかり参加してからドライブスタート。

Driveのときよりかなりスピードを落としてゆっくりとドームを一周。YOSHIKIさんを乗せているから慎重に運転しているんだろうと思ったけど、ジープの周りをSPの方が数名(めちゃくちゃガタイがよくてサングラス掛けてた)徒歩でついていたので、それもあってスピードを落としていたのかも。

YOSHIKIさん、手動のCO2砲を車上から噴出しまくっていたけど半周くらいしたところで「あれ?ガスなくなっちゃかも💦」と焦ってたのがとてもかわいらしくて、こんなに愛らしい人だと知らなかった。「東京ドームはこれで◯◯回目だけど(回数聞き取れず)ジープに乗ったのは初めて」とにこにこ。

メンステに到着後、5人は降りてYOSHIKIさんだけジープに残り、髙地くんがそのまま運転してステージ裏まで送迎。
樹「髙地ファンの皆さんは残念ですがここでお別れです!髙地はこのままYOSHIKIさんを送ります!」
北斗「ロサンゼルスまで行っちゃったの?!」
樹「そうロサンゼルス。だから髙地はここまでです!」
北斗「分かんないよ?!戻ってくるかも」
樹「ロサンゼルスから?!何時間かかるんだよ(笑)」
☆ここの会話は特にうろ覚えなのでこんなニュアンスの会話だったという感じで読んでください

そんな話をしているところにステージ横から走って戻ってきた髙地くん
髙地「あー緊張したー!」
北斗「何か言ってもらえた?」
髙地「楽しかったよって!」
にこにこーちくん、和む。

髙地くん、ライブ中ずっとにこにこの笑顔でいて客席に手を振る場面も多くて”ザ・アイドル”という感じだった。
個性を持ったメンバーが多くアーティスト性の強いSixTONESだけど、髙地くんがいることでアーティストでもありアイドルでもあるグループの色の調和が取れてバランスが良くなっている感じがする。
樹くんが進行時に相談していたのが髙地くんで、真っ先にいじられるけど大事な場面を任される安定感がある人なんだなぁと。

あとテレビであんなに庶民派だ一般人に近いだといじられていたのに実物はめちゃくちゃしゅっとしていて顔が小さくて首が長くて手足のリーチがあって本気のスタイルおばけでびっくりしてしまった。

6.セットリスト17~29


⑰ 愛という名のベール(ジェシー&北斗)
衣装の上着をチェンジして、ジェシーくんは白ファー?のコート、北斗くんは黒ジャケットを羽織って登場。センステで踊りながら歌唱し、途中白い羽が降ってくる演出も。少年隊やKinKi Kidsを世襲するような王道ジャニーズの雰囲気がジェシーくんも北斗くんもよく似合っていてストレートに格好いいふたりだった。
(ジェシーくん、てっきり白ファーのコートだと思ってたけど違った。どんだけファー着せたいんだわたし)

⑱ STAMP IT
⑲ Cat Call
歌っていたのが1塁側の通路だったかセンステだったかな?(うろ覚え)
自席から離れた場所だったのと6人の衣装が似ていたので双眼鏡でもいまいち個人が見分けられなかったけど、青を基調にした綺麗めな衣装でみゃうみゃう歌いながら踊る6人の大男たち、遠目でもとてつもなくかわいかった。

⑳ Mr.ズドン
めちゃくちゃ楽しい!!!
小さくズドンでしっかり溜めて、
大きくズドンで思いっきり叫んで。
突如現れたお遊戯の時間(?)最高でした。
会場にいる全員でズドンやれたのが想像以上に嬉しかったので、SixTONESライブの恒例行事としてずっと続けてほしい。

㉑ ラ・ラ・ラ・ラブストーリー(きょも&髙地)
シルエットのマネキンに膝枕してもらう大我くんと一礼して胸にタッチ(?)する髙地くん(触れていたかどうか遠くて分からず)
カラフルな風船が降ってくるとその中から水色の風船をゲットして片手に持ったまま踊る髙地くん、最後は風船を真ん中に2人で大きいハートを作ってポーズ。トレンチコートとハンチング帽の衣装がめちゃくちゃにかわいい。
背丈と体型と衣装が相まって双子のようなふたりの掛け合いがまさに実写チップ&デールだった。こんなにキュートな楽曲までこなしてしまう幅がすごい。

㉒ S.I.X
ここから全員赤ベースの衣装にチェンジ。ジェシーくんと髙地くんはハット付き(かわいい)。髙地くんだけ上下セットで民族衣装っぽくてめちゃくちゃかわいい。ジェシーくん体格がいいのでゴージャスなジャケットがよく似合う。某海賊漫画とかに出てくるキャラクターっぽい。他4人はもう少しラフな感じ。

㉓ Bella
圧倒的樹くんフィーバータイム。いや本当にかっこいいなこの人。。ラップの印象がずっと強かったけど生歌も半端なく上手い。気が付くと侵食されている雰囲気(たぶんそれを沼と呼ぶ)

㉔ Special Order
㉕ フィギュア(ラップパートのみ)
ひとり残ってラップで場を繋ぐ樹くん。
その場ではどの曲か分からなかったので後でセトリ調べたらフィギュアのラップパートだった。フィギュアって爽やかな曲調のイメージだったから、SPとテレフォンの繋ぎに挟むとこんなに似合うのがびっくり。

㉕ Telephone
㉖ RAM-PAM-PAM
㉗ WHIP THAT
Telephone~WHIP THATの流れで会場のボルテージがどんどん上がっていくのが最高に楽しかった。テレフォン、おらおら系で攻撃的な曲調なのに応援歌のように背中をぐっと押してくれるような熱いパワーがあってすごい。
ランパン、前向きで攻撃的な歌詞に反してダンスの色気がすごいので情緒が混乱する。
ペンライト振るのが楽しすぎて記憶が飛んでる。ひたすら楽しかった。

㉘ Outrageous
センステでダンス。双眼鏡で頑張ればぎりぎり見るけど動きが早くて追いつかない。あと演出がかっこよくて全体図を見ないともったいない!という気持ちになるので目をかっ開いて全身で雰囲気を味わった。

㉙ Again
大我くんの声が信じられないくらい真っ直ぐに伸びて届いてきて、一瞬でステージとの距離を忘れる。柔らかくて力強くて伸びやかで澄んでいて、唯一無二の歌声だなぁと。序盤からメインパート&高音キーが続くにも関わらず後半も歌声をホールに響かせる声帯一体どうなってるんだろう。

7.アンコール


ライブTシャツに着替えて登場
高地「上の方〜〜!ありがとう〜!見えてるよ〜!」
↑髙地くん何度も見えてるよ!!って言ってくれて本当にうれしい。

㉛ PARTY PEOPLE
PVはチャラくて陽キャでパリピな楽曲だけど、アンコールで歌う6人の声がとても明るく爽やかでアンコールの一曲目に聴けて嬉しかった。

㉜ Good Luck!
PARTY PEOPLEからのバトンが良い。未来を照らし前を向こうと元気をくれる一曲。

㉝ この星のHIKARI
会場にマイクを向けるメンバーと客席から響くあたたかい合唱に、6人と彼らを応援してきたファンの絆のあたたかさに勝手に泣きそうになってしまう。

㉞ 彗星の空
中盤ジェシーくんのそばにメンバーが寄っていくのでどうしたのかな?と思いつつ自席からは遠くてよく分からず、ジェシーくんと肩を組んだり、柔らかい笑顔で見つめるメンバーたちに暖かくなりながらライブ後のSNSでジェシーくんが涙していたことを知って胸がぐっと熱くなった。

歌い終わり、順々にステージから捌けていく
ラスト1人になったジェシーくん

ジェシー「ちょっとグッときてしまいました。これ以上話すとまた泣きそうなので、この辺ではけます。(ドナルドの声真似で)バイバイ!」

8.おわりに


初めてライブで等身大の6人を見て、当たり前だけど画面越しに見ていた人たちが本当に実在して同じ空間にいるのが不思議すぎて、現実味のなさに帰り道の足元がずっとふわふわしてた。

演奏中、6人のパフォーマンスをとにかく脳裏に焼き付けたくて目の前の光景に集中していたら記憶が吹っ飛んで結果何も覚えていないのにめちゃくちゃ楽しかった気持ちだけ鮮明に残っているっていうよくわからない高揚感が体の中をぐるぐる渦巻いているのも面白い経験だったなぁと。

東京ドームの2階天井席っていうステージから離れた場所にも関わらず最初から最後まで彼らの声も歓声もすぐそばにいてくれて、SixTONESのライブを構成する空間の一部に存在できたことがすごく嬉しくて、本当に楽しくて幸せな時間でした。

終わってしまった寂しさと目の前に6人がいた充実感とライブの空間に存在できた喜びで帰り道は情緒が大暴れだった。人間なので記憶は徐々に薄れていくんだろうけど、それでも今日見た景色はずっと覚えていたい。

生で見たSixTONES、本当に本当にすごかった。
きらきらに輝くアイドルでもあるし、オーラを放つアーティストでもあるし、ステージの上で生きている別の世界線の人たちだった。それでもMCでの飾らない人柄はYouTubeで見ていた6人そのもので、青ジャージで和気藹々とはしゃぐ彼らがそこにいた。

SixTONESってなんでこんなに面白いんだろう。
6人を見ているだけて心の奥が楽しくてわくわくしてしまう。
彼らが飛躍していく姿をこれから応援できることがめちゃくちゃ嬉しくて楽しみでしかたない。
素晴らしいライブをありがとうございました。
あなたたちに出会えて本当によかった!







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