期待の初級者
最近記事もUPしてないサボり気味の鹿角ほたるです。V名人戦は、全局終わったら振り返りの形で書こうと思います。
~閑話休題~
初級者の人と指す機会がちょくちょくあります。私は指導将棋的なものは(手を緩めるのが)苦手で、やるならコマ落ちとかで調整して本気で指すしかないのでそうしてるのですが、凄いセンスを感じた6歳くらいの子がいたのでその話をしたいと思います。
駒落ち戦
と言うわけで駒落ちです。棋力的には、覚えて数か月くらいなのであえて認定するなら15級とかでしょうか。2~8枚落ちといくつかやってみたのですが、その子が気に入ったのは「2枚落ち+落とした飛車角は持ち駒で開始」だったんですが、それでも勝てないとなり「飛車角4枚すべて持ち駒開始」では最近指しています。
センスある手その1
初手から、78金84角48銀24角68銀55飛58金、となったのがそれ
普通なら飛車角は大事にしたがるところなのですが、その子は違います。相手の形を乱せると思ったら駒損でも切ってきます。本譜はここから57角成と強襲してきました。もちろんこのままでは駒が足りてないので受かるのですが(持ち駒に飛車があるので怖いですけどね)、ここまで一点集中して57から攻めるって発想に行きつくのが凄いなと感じました。54飛打ちや28飛に自分で気付いてほしいので今は黙ってますが、飛車打たれたら「大駒4枚持ち駒」は卒業ですね。
センスある手その2
厳密な局面を覚えていないのでぼやっと覚えてる部分だけ。下手は持ち駒歩と香だけですが、ここで34香と打ってきました。35歩と合い駒しますが、同香!同銀36歩!と攻められ慌てることに。めちゃくちゃ筋が良くて感動しました。
おわりに
いかがだったでしょうか。今後も指す機会はあると思うので、会うたびにどれくらい強くなっているか楽しみです。
短い文でしたが、今回はこの辺で。
それではごきげんよう、また次の記事で。
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