見出し画像

バイト先にいる「仕事のできる人」

私は5月末からアルバイトを始めました。1年生の時に半年したっきりなので、1年4カ月のブランクがあったことになります。

ここで私が選んだのはオープニングスタッフです。久しぶりのバイトということもありしっかり研修を受けたいという思いがあったことと、人間関係がフラットな状態から始まる方が関係性が作りやすそうだということ、そして最初から関わることで結束感や問題意識を持ちながら働けそうだということで選びました。

オープニングスタッフということで、経験値も皆一緒だ!と思っていたのですが、ここまでのバイトの経験値の差が如実にでることとなりました。特に、尊敬する方を見ていて仕事ができると感じたので述べていきます。

まず、周りが見えている。精肉店で働いているのですが、お店の入り口以外の3面は、生肉売り場、総菜売り場、レジに分かれています。だいたい各面に1~2人が配置されているのですが、その方は他の売り場が忙しいときはヘルプに来てくれますし、自分が行けないときも他の手が空いていそうなスタッフに声をかけてヘルプを出してくれます。この気遣いがさすがです。
また、備品が少なくなっていることにも早めに気づいて、自分の売り場が暇なときに補充をしに来てくれます。他の部署も気に掛ける視野の広さを見習いたいです。

次に、コミュニケーションを積極的に取っていく。これによって、分からないことをすぐ聞く癖がついているうえに、現場のムードメーカー的役割にもなっています。私は社員の方も忙しそうだしとか、さっきも聞いたしとかの理由で分からないことを聞くのをためらってしまうこともあるのですが、その方は端的にハキハキと質問をしています。また、このハキハキと話している姿が快活で、開店時には特に雰囲気作りができている気がします。

次に、時間をかけないところをはっきりさせている。私がショーケースを丁寧にふいていた時に、「丁寧もいいけど、もっと早くしよう」と声をかけられたことがありました。なぜ早めになのかを自分なりに考えましたが、多分ショーケースは開店中にも拭くことがあるからだと思います。それよりは、商品の陳列など、開店までにすべきことを優先させようということなのだろうと思いました。

最後に、自分の担当外のことも気にかけている。その方と、ソースの準備をしていたとき、「今日やっておいたら明日の人が楽になるよ」と言って、3日分くらい準備したことがありました。明日はシフトに入っていなくても、そこに考えが及ぶ優しさが素敵だと思いました。他にも、何か申し送り事項があれば、LINEなどに送ってくださることもあります。

こんな同期の先輩を見習いながら、できる人になっていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?