絵戸キリコ

演劇やる人です。大体は冗談です。時々ほんとの事言います。

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最近の記事

「星を探す人たち」ついて

こんばんは、こんにちは、朝から読んでる人いたらちょっと情緒心配ですけどおはようございます。さて、 合同公演の黒ヒゲキャラバンサイドの演目はこちらになります。 この作品、今からもう宣言しておくんですけど、やたら難解です。 ただ、案外あっさり観れてしまうと思います。演者の方々も、その場を楽しく生きて頂ければ、あっさりと終わっていくような感じのお芝居になっております。 ただ、知ろう、とすると、やたら難解になります。 そんなんどんな脚本だってそうやんけ~~ と言われそうです

    • 来る合同公演

      こんばんは、お久しぶりです。絵戸キリコです。 前回更新から三年の月日が流れようとしています。サボっていたわけではありません嘘ですサボってました。 NOTEをサボっていても、生きることをサボっていたわけではありません。仕事もしてました。育児もしてました。そして、 芝居もやっておりました。 そう、忘れられがちですが、僕は劇団の作家であり演出家であり代表なのです。 ただの酒飲み女好きじゃないのです。 芝居を創る酒飲み女好きなのです。 さて、黒ヒゲキャラバン今年で20周年

      • 劇団の一年を振り返ってみる

        どうも、こんにちは。こんばんは。おはようございます。黒ヒゲキャラバン、絵戸キリコです。 2020年は凄まじい年でしたね。色々あったとは思いますが、やっぱコロナが断トツのインパクトです。皆さん、本当に1年間お疲れ様です。 我々イベンターにとってもまた、葛藤と試行錯誤の日々でした。そんなわけで、1年をざっくり振り返りしてみたいと思います。 3月15日「あした、Stardust」 主演女優、力がいわき市を離れる、ということで、全身全霊で書いた脚本でした。 大尊敬してる小沢

        • 超個人的観点からの公演感想

          「GO TO黒ヒゲキャンペーン」終了致しました! 今回は、役者二本、作演出一本やりました! ええ、大変でしたとも! でも、色んな想いがあったので、頑張りました。作品別に、超個人的な想いを書いてみます。 「晴れときどき、おかえり」 作演出は僕です。 にったまとこころちゃんとなつみという3人の役者を請け負った時に、さてどうしようと考えて、マジで2週間は何も浮かびませんでした。 これはいよいよ三角再演か…?等と迷走してた時に、ふと、「劇団ごきげんよう」っぽい事やりたいな…っ

        「星を探す人たち」ついて

          GO TO 黒ヒゲキャンペーン

          どうも、こんばんは。コロナ禍満喫してます? めっちゃストレスたまりません? 僕ら演劇人はもうホントいくら酒があっても足りないレベルでストレスたまります。なんたって、 芝居は密でナンボ だからです。 特に黒ヒゲの芝居っていえば、濃密キスシーンや濃密乳首洗濯ばさみや、ブリーフ亀甲縛り等々、 密でナンボなのです。 とは言いつつも、時代はソーシャルディスタンス。脱皮できぬ蛇は滅びるってな具合で、時代に合わせた公演やります! 演劇集団黒ヒゲキャラバン、約半年ぶりの公演を

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          脚本を書くということについて

          僕の所属してる黒ヒゲキャラバンでは、脚本家が沢山居る。多分、福島で1番多いだろう。 そして、書いてもらった脚本はキチンと公演に繋げる。これも、うちらの劇団が1番出来てると思う。 首都圏ではそういう劇団も珍しくないけど、まだまだ地方では少ない。大体の劇団には座付の脚本家、演出家がいる。もちろんそれは基本の形だし、悪いことじゃない。 ただ、脚本を書いて公演をするというのは、物凄く物凄く人生において多くのものをもたらすと思ってるので、その特権を自分だけが独占するのは勿体無いな

          脚本を書くということについて

          「読む」ちから

          「最近の若者は読む力がない!」 って何だか老害みたいな台詞ですが、演劇なんてやってると、あちこちで聞きます。 個人的な所感としては、 読める人と読めない人の格差が広がってる。 って感じの方がフィットします。 SNSとかLINEとかで文章に触れる機会は多いのもあって、読む人はトコトン読むんですよね。で、確かに全く読めてないなって人もいます。 Twitterやまとめサイトの普及により、短文しか読めないって人も増えているようです。 観察してると、文章読めない人って幾つか

          「読む」ちから

          演劇人×酒

          酒が好きだ 酒が好き、というよりは、酔うのが好きだ。 味を嗜みながら「焼酎には甲類と乙類があってね」とか「吟醸と大吟醸の違いはね」とかオッサン同士でやってるのも風情があるけれど、基本的には老若男女入り交じって安酒バカスカってのが一番楽しい。 演劇をやってる人は酒好きが多いと思う。 僕ら黒ヒゲキャラバンは、舞台の中によく酒が登場する。フリとかじゃなくて普通に飲んでる場合も多い。未成年の役でもガンガン飲む。(これはもちろん中味は酒じゃないけれど) 稽古が終わったら酒を買っ

          演劇人×酒

          ネトウヨとかパヨクとか最初に言い出したのは誰なのかしら。

          「ネトウヨ」 「パヨク」 ここ最近、政治に興味のない人にも耳に馴染んできた言葉ではないでしょうか。 これらは「右翼」「左翼」をバカにした蔑称です。 定義は色々あると思いますが、よく使われる定義としましては、 「対話が不可能な人」 と考えて貰えればいいかなと思います。 「右翼」「左翼」は思想的なポジションの問題です。「どちらがいい」という話ではなく、「どちらにもメリット、デメリットがある」のです。 そもそも右翼左翼ってなによ? って人も多いと思います。 ざっく

          ネトウヨとかパヨクとか最初に言い出したのは誰なのかしら。

          役者は色んな演出家についた方がいい理由

          どもども。キリコです。 演出家とかやってます。 ところで、演出家をやってると常々思うのが、 役者を独占したい って欲望が出てくる事です。 自分の作品に特化した役者を育て上げたくなる、みたいなゲス欲望みたいなの、ありますよね(同意を求める) でも、キリコさん、とても理性的な変態なので。 役者は色々な演出家に着いたほうがいい という理念に従って、劇団のメンバーには好きに活動してもらってます。 役者に大切なこととは何か? 突然ですが、役者に最も大切なことは何だと

          役者は色んな演出家についた方がいい理由

          サガミのオリジナリティー

          note始めたのはいいけど、どんな話題だったら読んでもらえるのかしら…芝居もモンハンもマニアックだしなぁ… そうだ、なら若い子に聞いてみよう! きっと、自分には無い発想のお題が飛んでくるに違いない! てな具合で、わいの仲良くさせて貰ってる若い女子に聞いてみました。 「どんなテーマがいいかしら」 「酒かゴム」 わいをなんだと てなわけで、ゴムの話でもしてみようと思います。で、ゴムに関しては常々思ってる事がありますので書きます。 正しく使ってや 「失敗しちゃって生理

          サガミのオリジナリティー

          ハンター日記(入門編)

          皆さんゲーム好きですか? 僕は自分では「そこそこ好き」ぐらいだと思っているのですが、やらない人からすると「ゲームやりすぎ」って言われるぐらいにはやってます。 気付けばそこそこゲームアプリも入ってたり スクエニ系が多いですね。あとは気分で入れ換えたりしてます。 どのゲームも大体50時間ぐらいあればやることも少なくなってきて、あとは時々立ち上げてはまったりプレイモードになります。 ですが、そんな僕にも「このゲームはめっちゃやったな」と言えるゲームがあります。それは。

          ハンター日記(入門編)

          台本の書き方(キリコ流)

          台本、書いてますか? 書かないですよね。人生で多くの人は台本を書いたりする人生とは縁がないと思います。 でも、SNSに日記をあげたり、文章にしないまでも、ちょっとした小話考えたりする人は多いと思います。 台本を書くのもそれの延長上のことなのです。なので、「自分の考えてる事を形にする」という手段の1つなのですね。 さて、我々黒ヒゲキャラバン、おそらくですが、福島県では1番、台本を書く人数が多いです。 えへん なので、「台本の書き方」については、よく話題になります。

          台本の書き方(キリコ流)

          無知は罪と言葉にする重みについて

          こんな風に煽られたとしても、やっぱりいちからせつめいしなきゃだめなことって多々あるなぁと最近染々。 というのも、人の触れてこれるものって限られてるんですよね。時間は有限ですし。 僕の話で言えば、モンハンとか好きなので3000時間ぐらいやってますが(モンハン界隈では普通です) 初めて1時間の人にもし、3000時間の経験から「そんなやり方無駄だよ。こうした方がいいよ。」なんて言ったりしたら。 老害ウゼェ と、なってしまいます。 結果的に、興味を削いでしまうのですよ

          無知は罪と言葉にする重みについて

          根性論が今の時代有害とされているその理由について考えてみた

          努力、根性、我慢 一昔前なら、美しく響く言葉だったと思います。 僕が小学校の時辺りはこれらは完全に美学でした。 ときめきメモリアルの虹野沙希ちゃんも言ってました。 少年ジャンプではドラゴンボール、スラムダンク、ONE PIECEなど、努力、根性、我慢で歯を食い縛りながら難局を乗り切っていく勇者たちに心を打たれました。 ですが、ここ数年、これらの事を口にすれば「今そういう時代じゃないから」という風潮になってきてると思います。 あちこちで言われているので、聞いたことの

          根性論が今の時代有害とされているその理由について考えてみた

          演出家が役者に「自分がやってみる」ことについて

          演出家とは、作品の総責任者です。 なんて書くと格好いいですけどね。要は妄想家です。舞台を「あーしたい、こーしたい」って言う人です。 ちなみに演出家のやりたいことを「具現化」する最高責任者は「舞台監督」です。現場に入ったら、演出家は客席でドキドキしながら見てるだけです。 (人がいない劇団だと、演出家も兼任だったりします。役者だったり、スタッフに紛れて居たりします。舞台監督と兼ねている超人も居たりします。) 演出家が役者に「こーしたい、あーしたい」と言うのを「ダメ出し」と言

          演出家が役者に「自分がやってみる」ことについて