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3色団子 Part2


何度も何度も試行錯誤を繰り返して仕上げたタレ

私達はハーブを決めたので早速タレを作り始めました。

石谷もちやさんとコラボして試作をさせてもらいました。

しかし、そう簡単には上手くいきませんでした。

1.みたらしベース

 定番のみたらしベースに色をつけようと思いました。

 お店からみたらしをいただき、煮出したハーブを加えました。

 仕上がったままのみたらしをいただいたのでさらにお湯を加えているハーブを入れると粘り気があったものが水っぽくなってしまいました。

 また、みたらしの色が強くてハーブの色がかき消されてしまいました。

 みたらしベースでは上手くいきませんでした。

~お店の方からアドバイスをいただきました~

2.砂糖ベース

 ネットで砂糖と片栗粉と水の量を調べてつくりました。

 水を薬膳水としてそれぞれ試してみました。

 するとハーブによって片栗粉の量が違い、とても弾力が強くなってしまいました。

 何度も試してみると理想としていた硬さになりました。

 色もしっかりと綺麗につき大成功でした。

 しかし、味がハーブそのものの独特な匂いと味でした。

クラジェアブデーンの赤色は程よく甘酸っぱくて美味しくできました。

 味に問題がある!

~お店の方からアドバイスをいただきました~

3.砂糖ベース&果物パウダー

 それぞれの色に合った果物のパウダーを入れてみました。

 赤には、ストロベリーとフランボワーズ、青にはブルーベリー、黄色にはパイナップルとパッションフルーツのパウダーを試しました。

 しかし、ハーブそのものの味と果物パウダーの味が上手く噛み合いませんでした。

4.砂糖ベース&塩キャラメル、さつまいも

 私達はそれぞれなにが合うのか考えて考えた結果…

 赤は甘酸っぱくてそのままでも美味しかったです。
 
 青は塩キャラメルをいれました。甘さとしょっぱさがとてもよくマッチングしました。

 黄色はタレをかける前にさつまいもペーストを乗せました。あま〜いさつまいもペーストにさらに甘いタレをかけてとても優しい味に仕上がりました。

 見た目から考えられない意外性や食感がとても良かったです。

出来上がってやっと販売できる日が訪れました。