バス停のある風景:かつて電車の走っていた道で
かつて、中央花巻から西鉛まで花巻電鉄の路面電車が走っていた。路面といっても道路の脇を走る小さな幅の狭い電車だった。
通称馬面電車。
廃止後同じ路線をバスが走っている。
花巻電鉄などが合併してできた岩手県交通。
県と名がついているが、公営ではない株式会社。
鉛温泉バス停から川沿いの方へ少し下ったところにあるのが藤三旅館。
湯治部を併設した渋い温泉旅館だ。
なかでも立ち湯の白猿の湯は有名だ。
立ち湯とは立ったまま入る湯船で、無理に座ろうものなら湯船に潜らねばならない。(笑)
水深は1.3メートルほどはあるだろうか。
日本一深いらしい。
泉質は単純温泉、湯船の底から湯が湧きだしている。
白猿の湯、現在は撮影禁止になっているらしいのでご注意を。
当時から撮影禁止だったらゴメンナサイ。撮影は2003年。
湯治部があるので、一週間くらいのんびり自炊しながら滞在するのも面白そう。
藤三旅館訪問、および撮影は2003年3月