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昭和の風景:153系電車

東京と大阪を結んでいた昭和の在来線特急「こだま」151系。
その151系電車とほぼ同等の動力性能を持った電車が写真の153系急行型電車。
運転台が低いものと高いものがあり顔が少し違うが、写真は低運転台の車両で、準急東海に最初に導入されたため、東海形とも呼ばれる。
153系低運転台車は、私が好きな電車のフロントフェイス第一位。
現在、JR東海の車両のフロントフェイスは、このデザインが基準となっているのではないだろうか。

撮影したのは1970年代、東海道本線戸塚ー大船間でのもの。
当時は、東海道線の電車は戸塚を通過していたので横浜ー大船間といってもいいかもしれない。
写真の電車は急行「東海」か普通電車かはわからない。
このころの「東海」は、ヘッドマークをつけて走ってはいなかった。

低運転台の153系電車は好きなフロントフェースの電車だが、下の写真の157系電車も好きな電車の一つだ。

大船ー戸塚間を走行する157系特急「あまぎ」

157系電車は準急「日光」として最初に投入されたことから日光型電車とも呼ばれていた。
153系電車には何度か乗った記憶があるが、この157系電車には乗る機会がなかった。