ベジタリアンに優しいチェーン店を探そう!【モスバーガー編】

バンズに挟まれた肉々しいパティの存在によって、ベジタリアンとっては縁遠いものである。しかし、オペレーションの容易さからであろうか、ハンバーガーチェーン店は、ファストフード店のなかでも、この世に数多く存在しているように思える。
これまで、安価さとジャンクな味で圧倒的人気を誇っていたマクドナルドが、度重なる価格改定で失速しているが、それに反比例するように、モスバーガーの躍進はめざましい。今回は、そんなモスバーガーを調査した。

結論

モスバーガーはベジタリアンに優しい。なぜなら、プラントベースのメニューが存在しているからだ。以下に、グリーンバーガー<テリヤキ>の説明文を、公式サイトから引用する。

主要原材料に動物性食材を使用せず、さらに五葷(ごくん)を抜いた、野菜と穀物を主原料にしたテリヤキバーガーです。やさしい甘みのベジタブルバンズと、グリーンリーフなどの野菜と、大豆由来の原料を使用したパティを合わせたバーガーに、別添えのグリーンテリマヨソースをお好みでかけながらお召しあがりください。

グリーンバーガー<テリヤキ> GREEN BURGER TERIYAKI | ハンバーガー | モスバーガー公式サイト (mos.jp)

すばらしい。しかも五葷を取り除くことすらしている。五葷とは、ざっくりいえばネギなどのことで、仏教系のベジタリアンだと、五葷も禁止されていたりする。驚くほどベジタリアンに配慮されている。さらに驚くべきは、その価格だ。ベジタリアン向けのレストランでハンバーガーを食べようとすると、1400円前後が妥当だろうか。しかし、このグリーンバーガー<テリヤキ>は、驚異の590円なのである。安すぎる。私は、モスバーガーを応援したい。

調査方法

2024年3月26日現在、モスバーガー公式サイトより閲覧できるメニューを参照しながら、ベジタリアンでも食べられる、すなわち、肉、魚介類を含まないメニューを書き出していった。なお、卵、乳などはヴィーガンの域であるため、今回の調査では考慮しない。
キッズメニュー、モーニングは記載していない。
また、フライドポテトなど、どこにでもありそうなものは記載していない。
ちなみに、モスバーガーの公式サイトは圧倒的に見やすかった。さらに、カロリーや価格はもちろんのこと、メニューの分解図、つまりバーガーに何が挟まっているかを記載してくれているのである。親切すぎる。

メニュー

バーガー

・グリーンバーガー<テリヤキ> 590円
・モスの菜摘(なつみ)ソイモス野菜 480円

サイドメニュー

・こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ> 300円
・オニオンフライ 300円


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