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腹痛とミクシィ Vol.31

潰瘍性大腸炎で入院した約20年前のことを当時ミクシィに書いていました。
咳の原因は当時飲んでいた薬が原因のようです。


病院から帰り家でぼうっとこれからのことを考えていた時にふとインターネットで今まで飲んでいた薬を調べてみた。

2004年当時ここで調べた時はまだ俺が飲んでいた薬は日本で処方された日数が短く症例がとれていなかった。しかしアメリカでは先に処方されていたのでその時の副作用が参考程度に載せられていた。そこには

肺に障害が出る(0.01%~0.1%)と書かれていた。

もともと俺が飲んでいた薬は以前の潰瘍性大腸炎の薬より副作用が一段と少なくなったということでで開発された薬らしい。それなのにその0.01%~0.1%の確率に当たったのである。

確率低っ。

現在(2004年当時)日本で潰瘍性大腸炎の患者数が8万人。その中で0.01%~0.1%だから、つまり日本で8人~80人しかいないのである。それに見事当選したのだ。ありえない。

この話をパチンコをする友達2人に話すと2人共
「引きが強いなー。」とよくわからないギャンブル用語を用いられうらやましがられた。

そして3日後、みごとに咳は止まった。


20年経過し、あらためて当時飲んでいた薬の副作用で肺に影響を及ぼす確率を調べてみました。やはり「0.01%以上0.1%未満」と変わっていませんでした。すごい確率なのだと思います。

ただ、ぼんやりと記憶しているのは、そこまで悲観的にはなっていなかったということです。死に直接影響するわけではないということもありますが、この薬ではよくならないと肺炎になる前から感じていたからというのが大きいです。直感といえばかっこよく聞こえますが、あらためて考えると、そこそこ大きい錠剤を毎食後3錠も飲むのは嫌だという方が大きかったのかもしれません。
やはり自分の直感はあてになりません。


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