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東京都埋蔵文化財調査センター

 昭和40年代多摩ニュータウンの開発造成と共に数多くの出土物が確認されました。それは旧石器時代から江戸時代の近世にまで及びます。
 縄文時代に限っても、それは八ヶ岳などの中部山地から房総半島に掛けての交流の実際を見るこが出来るものです。土器や石器以外にも土偶も出土しており縄文早期から後期まで多様です。
 近辺には遺跡庭園として「縄文の村」もあり、前期、中期の竪穴住居が復元されていたり、縄文の森としてクヌギ、コナラ、トチノキ、クリなど広葉樹で当時の生活環境を再現しています。散歩コースとしても素敵です。

加曾利B式に分類されるのか 注口土器
釣手土器 縄文中期のものか
加曾利式になるのか 隆帯(盛り上り)の文様が特徴的
土偶も数多く出土している
まだまだ素朴な早期の土器
収蔵庫も広く見ることができます
多摩センター駅からほど近いところに
多摩丘陵の古代からの歴史を解りやすく解説した資料の数々
旧石器時代から近世までの歴史を出土物から学ぶのに最適の資料です。
また遺跡の発掘とは何を見るのか、そこから何を発見し学ぶことができるのか詳しく知ることができます。
  • 東京都多摩市落合1-14-2

  • 042-373-5296

  • 入館料 無料

  • 休館日 年末年始 展示替えの臨時休刊期間(3月初旬から中旬)


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