見出し画像

Happy Birthday to me:-) ☆ほしまるの名の由来☆

こんにちは。
ほしまるです。

今年も無事に誕生日を迎えることができ
無事に歳を重ねることができました。

四十数年前に、父の職場の取引先である会社で、受付をしていた母と父が出逢って、結婚していなかったら
私は今この世にいません。
そんなどこにでもあるような出来事でも
母と父が出逢ったこと
私が産まれたこと。
その三年後に妹が産まれたこと。

全て、当たり前なんかじゃなくて。
とても奇跡なことなんだなと思います。

もちろん、それから私も大人になり、夫と出逢い、結婚したことも。

例年なら、もう40代後半なのもあり、
年取るんだなぁ、嫌だなぁ、なんて思ってしまうけれど。

今年はやはり状況が状況だけに、こうして何とか元気に誕生日を迎えられたこと、純粋に感謝の気持ちでいっぱいです。

今日はここで名前に使っている

ほしまる

の由来について、少しお話したいと思います。

ほしまる=ほし+まる

です(^-^)

ほし は 星

まる は
以前、投稿にも書きましたが
痩せてる頃から元々丸顔、なので、まる。(^-^;

何故、星?かというと

今でも尊敬している、素晴らしい師匠から
その国の言葉で 星 を意味する名前をいただいて以来、大切にしている単語だからです。

私は結婚と同時に夫の仕事の関係でとある国で数年過ごしました。
今思い起こしても色んなこと、本当に色んなことがありました。
そんな中、まだ現地の言語もままならない私が
日本でずっと習っていた舞踊を続けようと、数々のスタジオに問い合わせました。
どこもことごとく 私が外国人、アジア人だからと拒絶され続けたのに
師匠である彼女は、すんなりと私を受け入れてくれました。

当初は、ダンススタジオの仲間からも
なんであいつは言葉もわからないのにここにいるの?って聞こえよがしに色々言われてた。
でも彼女はそんな私に、いつもゆっくりと語りかけてくれたり
私の良いところを素直に褒めてくれたり
正確に振りやステップを覚えている私を一番前に立たせて

この中で一番頑張っているのは、ほしまるよ!
ぐちゃぐちゃ言わないで彼女のように踊れるようになりなさい!

といつも言ってくれました。

日本で同じ舞踊を習ってきたときは
厳しい先生に怒られてばかりだったから
自信なんて持ったことなかったけど

師匠である彼女はとにかく褒めて褒めて
更に私のレベルをのばしてくれました。

私が両親、妹を一度に亡くして、葬儀やその後の手続き諸々でしばらく帰国しなければならなかった時も
国際電話でいつも私を慰め、励ましてくれました。

一番忘れられないのは
夫の任期が終わり、帰国することになった時に
その前に行われた、ダンススタジオの発表会。

日本と行ったり来たりでその発表会の前もレッスンは十分に受けられなかったけれど
私の努力と力量を信じて、課題曲どれも私をセンターに置いてくれたのです。

その頃には、私がセンターということに対して不満や不平を言う仲間は誰もいませんでした。

周りの皆が 私の国籍は違っても大切な仲間として、受け入れてくれたのも、師匠である彼女のおかげだと思ってます。

彼女は私に その国の言語で名前をつけてくれました。
それが日本語でいう 星 です。

何故、星 にしたのか
それは帰国の時にくれたお別れの手紙代わりにくれたカセットテープに彼女の言葉で語られていました。
色んな話と共に語られていた名前の由来はこうでした。

※日本語で要約します

貴女はこの国での生活でも、スタジオでも
とても輝いていたね。
そんな貴女の優しい輝きは皆を癒し、笑顔にしてくれるものでした。
星は夜にしか見えないように思えるけど
貴女の国(日本)が朝でも昼でも、
他の国では夜だから、必ずどこかで絶えず輝いているの。
離れるのは寂しいけれど。
でも貴女はいつでもどこかで輝いていると信じて応援しているからね。

これを初めて聞いたときには声をあげて泣いてしまいました。

最初は言葉もろくにわからない私を受け入れただけでなく
ずっと温かく公私共に接してくれた師匠。

一緒に過ごせた時間はたとえ数年でも
私にとっては彼女は今でもかけがえのない恩師であり
夫の駐在がなければ、おそらく一生訪れなかったかもしれないその国は、暮らした都市は
私にとっては今でも心の第二の故郷です。

長くなりましたが
読んでくださり、ありがとうございます。

今日から始まるこの一年も
穏やかに健やかに、
ささやかでも幸せに過ごせますように。

2020/10/25

ほしまる

この記事を気に入っていただけたら、サポートしていただけると、とても嬉しく思います。 サポートしていただいたお金は、書くことへの勉強や、書籍代金に充てたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。