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生存報告も兼ねた6月の振り返り【ホッシーの広報奮闘記 #32】

どうも、ホッシーです。

前回の講演について書いたnoteから早1ヶ月。
書きたいことや出したいものは数あれど、下書きだけが溜まって

「もしかしたら今月何も進捗を出さずに終わってしまうのでは?」

といてもたっても居られなくなったので、急遽それらの筆を置き、ひとまずの生存報告も兼ねて今月の備忘録を書いているところです。

今月はわたくしホッシーにとって学びになる機会が多くあったので、それらを振り返りながら6月の出来事をまとめていこうと思います。

それでは、どうぞ!

(ちなみのサムネはテクノツールがある稲城長沼駅降りてすぐのガンダムで、通るたびにお地蔵さんのように挨拶しています。)

第9回日本臨床作業療法学会学術大会のプレ企画に参加しました


まずは今月2日に「第9回臨床作業療法学会学術大会」が行われる前のプレ企画として、テクノツールとのコラボ企画「ゲーム支援の今を知ろう!」が行われました。

今回はゲームやeスポーツを起点に作業療法について考えるというイベントで、ゲームと作業療法を繋げる初期段階から、今後の支援の方向性について検討し合うというイベントでした。

わたくしホッシーは、作業療法とゲームの関連性や当事者の視点を話す当事者パネリストとして、テーマについてのディスカッションやグループワークに参加しました。

(こちらでイベントの模様を見られます!)

ゲームを通してできるようになったこと、という話では
「ツールを整えることで、見るだけでなく実際に遊んでゲームに対する解像度が深まった」
という話をしましたが、もう1人のパネリストである本間さんの

「今ある技術を活かして、『出来ない』ことを『出来る』にする事が大切」

という言葉はとても価値ある言葉だなぁと思いました。

アイメッセージの先へ


さて、今回に限らずこれまでも

「当事者の視点から何かを話して貰っていいですか?」

とお願いされる案件を数多くこなしてきた自負があります。

いわゆるアイメッセージ、つまり

「自分はこうだった」

「私はもっとこうなって欲しいと思う」

という自分を主語にした語り口の切り出し方ですね。

今回もパネリストとして参加する時に「当事者としてのご意見を」と依頼されアイメッセージを話したのですが、終わった後に「あの話の内容で本当に良かったのか?」と若干の違和感を感じたのです。

この違和感の根源は、最近よく考える

「ほんまにアイメッセージだけを喋って終わりでええの?」

というところから来ているんですね。

アイメッセージってものすごく波及効果が高くて、その内容が唯一無二であればあるほどオーディエンスに与えるインパクトが大きいので、受け取る情報のウェイトが重いが故に相手に

「なんかええ話聞いたな〜!」

と思わせる満足感を与えやすいんです。

ただ、こうしたメリットと同時に「再現性がない」というデメリットもあるんです。

この再現性の無さは大きな問題で、例えば

「同じ病気のこの人はこう言ってたからあなたもこうなんでしょ?」

という誤解が生じやすく、

本来であれば一人一人同じ環境でないはずなのに一括りにされて、
日常的に困っていることもあるのにそれを更に優先順位を付けられ、
余計に窮屈になるという事象を起こしてしまうんです。

そういったことを踏まえると、そしてとりわけ広報としてこれからも何かを発信していくとなると、アイメッセージだけでなく、いろんな人や環境の情報を集約して加味してから発信していくということが必要だなと思うわけです。

「こうした状況があって、こういう課題がある。例えばこの人の場合こうで、自分の場合はこう。」

といった引き出しの多さで説得力を上げていく、そのためにはもっと当事者の方々との関わりや支援する、または関わってもらいたい方々との接点を見つけるなど、より着眼点を増やしていく必要があると思う今日この頃です。

現場に出ることの価値


6月はこの他に、13日, 20日に東京都障害者スポーツセンターで行われたeスポーツ教室に現地参加して、広報として写真を撮ったり、実際に体験していただいた方のサポートをさせてもらったりしました。

テクノツールの取り組みの中には、商品の販売だけではなく商品のフィッティングや、実際にツールを使っていただくための体験会、展示なども行っています。

今回はその中からテクノツールのセラピスト兼新規事業開発を担当している中塚さんが講師となり、eスポーツをテーマとした教室が開かれました。



ここでは、やっぱり実際に現場に赴いて、テクノツールが何をしている会社なのかをしっかり自分で見ることが大切なんだなと思いました。

どういった部分に価値を感じたかは次の投稿で書きたいと思いますが、テクノツールはこのようなプロフェッショナルが集まったチームで、それぞれがクロスオーバーしながら成り立っているのだなと思いました。

終わりに


そんな中でのホッシーですが、ここ最近は広報のプロになるべく、自分のことばかり書くのではなく、もっといろんなものを紹介するという方向にシフトしたいと思っているところです。

せっかく東京に来たし、まだまだ自分の体は動くのだから、いろんなイベントに参加したり、いろんな方々とコラボレーションして、自分たちを取り巻くすごいものを発信していきたいなと、最近は強く思います。

それでは、今回はこの辺りで!

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